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三岐鉄道 北勢線
Sangi / Hokusei Line

駅リンク先
桑名京橋 西桑名 馬道 西別所 蓮花寺 在良 星川 七和 穴太 東員 北大社(信) 大泉 楚原 麻生田 阿下喜 [北大社車両区]

 ●2015年10月 訪問時

【購入日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 番号:(H)2416
 北勢線訪問時に使用した三岐鉄道の1日乗車券。西桑名駅で購入。1日乗車券自体は三岐線と北勢線での区別は無く、どちらの線で購入しても、裏も表も同じデザインの乗車券が発売される。また効力にも変わりは無い。ただ両線で唯一差別化されているのは、白い面の右下にある通し番号が、北勢線の駅で発売されたことを示す「H」のアルファベットが入れられているところである(三岐線の駅で発売されたものは「S」になっている)。パスの大きさは横170mm:縦120mmで、これを縦に半分に折って使用する。小児料金の場合は上画像の左下を三角に切り落として使うようになっている。
 発券金額は1,100円で、西桑名-阿下喜 間の片道運賃の470円の2倍よりも高いが、途中駅で散策することや三岐線でも使用できることを考えれば充分にお得感はある。
 この乗車券を使用してたどったルートは以下の通り(数字は時刻)。
 [西桑名]823-828[西別所]845-848[馬道]903ー911[在良]924ー926[蓮花寺]948-953[星川]1008-1105[阿下喜]1139-1151[楚原]1221-1226[大泉]1240-1300[麻生田]1343-1402[東員]…歩…[北大社]…歩…[東員]1502-1508[七和]1522-1524[穴太]1535-1556[西桑名]

 

【取得日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 北勢線のポケット時刻表。横420mm:縦90mmのかなりの横長で、7面に折りたためるようになっている。時刻表の内容は、北勢線の全線全駅と、JR、近鉄、養老鉄道各線の桑名駅のものが印刷されている。表紙となる北勢線の電車が印刷されているところには、西桑名駅と桑名駅が離れていることが説明されている。広告などは入っていない。
 ただ気をつけて見てみると、JRと近鉄の時刻表には有料特急の時刻は記載されていない。またJR、近鉄、養老鉄道の時刻表には、列車の行先の凡例表示が無い。元よりメインは北勢線の時刻であり、凡例の説明欄を入れると見た目が煩わしくなりそうなので割愛したのだろう。そういう風に考えれば、これで充分機能的であるといえよう。
 時刻表の画像をクリックすると、拡大表示します。

 
【取得日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 券売機横に置かれていた、回数券ホルダー。馬道駅で入手。横44mm、縦78mmで、表側(画像左)には券を出しやすいように中央に楕円の穴が空き、裏側(画像右)には切符を収納しやすいように上側が浅く切り込みが入れられており、回数券の利用案内が書かれている。
 袋に書いてあるとおり、本来は回数券を収納するための封筒(?)だが、私は各無人駅で購入する入場券を入れるためにひとつ失敬した。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 北勢線の改札口の前後に設置されてインターホン。写真は蓮花寺駅の入口側の機械を撮影したが、他の駅でも同じタイプのものが設置されている。
 北勢線の全駅では自動券売機と自動改札機が整備されているので、通常では訊ね事がない限り出番がないものと思われる。しかし一日乗車券のような磁気券ではない乗車券を持っている場合は、乗車券をカメラ台の上に日付が解るように置き(写真では右下の青い「1日乗り放題パス」が置いてあるところ)、インターホンで話しかけて自動改札を開放してもらわなければならない。カメラ台の上には駅名と改札の出口側か入口側かを示したテプラが貼ってあるので、カメラ利用するときはこの字を隠さないようにするのもポイントである。東員駅以外の駅員配置駅でも時間帯によっては駅員不在となる時間があるので、有人駅でも同様のインターホンが設置されているかもしれないが、確認していない。
 私は無人駅の改札から出場するときだけインターホンのお世話になり、入場するときはそのお世話になっていない。というのも、無人駅からの入場時は券売機でコレクション用に購入した初乗り区間のきっぷで自動改札を抜けているためである。よって当HPの北勢線の駅ページに掲載している磁気券には全て穴が空いている。こういう駅訪問をしていて、毎度違う駅から改札から出るときだけ呼び出しを繰り返す同じ声の人物を、お手数をかけさせてしまっている東員の駅員さんが不思議に思っていなかっただろうか、と気になった。
 
 
 NARROWEEN TRAIN
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 ハロウィン期間限定でラッピングされた「NARROWEEN TRAIN」。“NARROWEEN”とは、北勢線の“NARROW”ゲージと“HALLOWEEN”とを掛け合わせた造語である。ちょっと無理くりなところを感じるところもあるが、かえってそれが面白い感じの造語になっている。
 写真は阿下喜側に連結されてるクモハ272。こちらの正面にはジャック・オー・ランタン(かぼちゃのおばけ)のステッカーが愛嬌を振りまいている。ジャック・オー・ランタンのおでこにはナローゲージの軌間である“762”の数字が入っており、“NARROWEEN”の言葉を体現している。
 写真は東員駅で撮影。この電車は阿下喜行きではあったが、東員で編成の交換が行われ、「NARROWEEN TRAIN」はこの後は北大社車両区でしばしの休憩に入る。

 ◆写真の列車情報◆ K72編成 クモハ272(+サハ147+クモハ172) 1029着 西桑名→阿下喜 ※東員で編成入れ替え、当該写真編成は北大社へ回送
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 上の同じ車輛、クモハ272の側面の様子。ステッカーはジャック・オー・ランタンの他にも、魂型、ひらひらお化け、城、魔女、どくろ、こうもりなど様々な種類があった。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 「NARROWEEN TRAIN」の西桑名側に連結されたクハ172。こちらの先頭車の正面には、クモハ272の先頭車にも使われているジャック・オー・ランタンのステッカー(但し色違い)の他、下のライト周りにアイシャドーを入れて、口がついて、顔に見えるように仕立てられている。
 ドアの両サイドには、どういうわけかビューティーサロンの広告が入っている。これは「NARROWEEN TRAIN」にされる前から入っているものなのかどうか判らない。またこの広告は撮影面(南面)にだけ掲出されていて、反対(北)面に掲出されていない。おそらくだが、西桑名のホームに面した側のみに掲出して、乗客に見てもらう頻度を高くしているのではないかと推測される。
 撮影は上の項目と同じ東員駅だが、こちらは上り西桑名ゆきの運用に入っていた電車を撮影。

 ◆写真の列車情報◆ K72編成 クモハ172(+サハ147+クモハ272) 1502発 阿下喜→西桑名
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 車内の様子、床にもお化けのステッカーが貼られている。
 写真で見ても判るが、ナローゲージの車内は普通の電車に比べてかなり幅が狭い。それでも大型の路線バスよりかは広いだろうか。もしつり革を使って立とうとすると、前に座っている人とぶつかってしまわないかと気になってしまいそうだ。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ~」
 なんか面白いコラージュができそうと思って、シャッターを切ってしまった。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.11.30.】
 車内広告の掲出場所にも「NARROWEEN TRAIN」のデコレーションが。三岐鉄道の車体色とハロウィンの感じが意外にマッチしている。
 イラストの電車はクハ172を元にしているようだが、実車の方にあるジャック・オー・ランタンの絵が入っていない。
 来年も「NARROWEEN TRAIN」は登場するのかな…?
 
 

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