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三岐鉄道 北勢線
西桑名 【次の掲載駅】 西別所  
馬 道 Umamichi
 ●2015年10月 訪問時
【購入日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 
 
【取得日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 上りホームには、バス回数券発行機と同じような乗車証明券(乗車票)の発行機が設置されている。北勢線では全駅で自動改札が導入されているが、唯一当駅の上りホームのみが自動改札機を通らずにホームの内外を行き来できる構造になっている。乗車票はそのための措置だとは思われるが、当駅の上りホームから乗っても行ける場所は西桑名駅のみだ。切符を買って上り列車に乗りたい場合は、下りホーム側で乗車券を買うことになるので、ぐるぐるとホームの周囲を歩き回る羽目になる。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 両隣の駅には“西”の字が使われている。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 駅舎は狭い路地に無理矢理建てたかのような、こぢんまりとしたかわいい駅舎である。
 見た目は古そうでもあり、新しそうでもあり、年齢不詳な感じだ。2005(平17)年に駅舎のリニュアール工事が入っているそうだ。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 駅舎内の様子。改札の外側が待合室になっている。両側にベンチが並び、その背後には窓があり、天井を見ると古典客車のような2段ルーフ状になっており、どことなく列車内っぽい造りになっている。写真右側にかつて使われていたと思われる改札口のようなものが残っているが、ここからのホームへの通り抜けはできない。
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 馬道は西桑名の隣駅にして、列車交換が可能な駅。西桑名が1線しかない駅なので、馬道の交換設備はダイヤの柔軟性を考える上でも重要な位置にあると思われる。
 現在では他の一般の鉄道と同様に左側通行で列車を交換しているが、近鉄から三岐鉄道へ移管(2003(平15)年)後しばらくまでは右側通行をしており、上下線の役割が逆であった。
 駅は住宅街の中にあり、上りホーム側にはマンションも建ち、雰囲気は首都圏の大手私鉄の下町の駅にも似る。この写真をじっと見ていると、両ホームの手前側のオレンジ色の柵の部分には、かつて構内踏切があったのではないかと思わせる雰囲気が残っている。
 
 
【撮影日:15.10.11./掲載日:15.12.03.】
 クモハ271-サハ146-クハ171の3輛編成は、訪問時では唯一の広告ラッピング列車。ラッピングはイオングループの「WAON」。先頭車は前後でデザインが異なり、阿下喜側は街並みになっている。三岐カラーの黄色い電車の中で、この水色のラッピング列車は、三重交通復活塗装の1編成と共に良いアクセントになっている。
 ちなみに沿線にはイオンモール東員と、イオン大安店(最寄りは三岐線の三里だが、楚原からも路線福祉バスがある)の2店舗がある。
 東員ゆきの列車の方向幕を見ると、ローマ字の綴りが"TOUIN"となっており、駅で表示されている"TOIN"と不一致となっている。

 ◆写真の列車情報◆ K71編成 クモハ271 (+サハ146+クモハ171) 903発 西桑名→東員
 
 

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