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上信電鉄 上信線
Joshin Electric Raiway Co., Ltd / Jōshin Line

駅リンク先
高崎 根小屋 山名 馬庭 吉井 西吉井 上州福島
上州富岡 上州七日市 上州一ノ宮 南蛇井 下仁田

 ■2012年10月 訪問時
【購入日:12.10.07./掲載日:19.09.01.】
 毎年10月に発売されている一日全線フリー乗車券。上信電鉄では通年でD形硬券による一日全線フリー乗車券が発売されるが、画像のものは「鉄道の日記念」と「群馬県民の記念」と銘打って、記念としている両日と10月の土日のうち1日だけ、通年販売のフリー乗車券よりも2割近く安く利用できるものとなっている。私が訪問した2012年版はきっぷの地模様がオレンジ色であったが、2018年度版はピンク色となっていたようだ。大きさは 横121mm×縦73mm。
 
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.01.】
 写真は南蛇井駅に掲示されていた「各駅係員配置駅時間一覧表」。同様の表は他の駅でも掲示されていて、全20駅の駅営業時間の様子を知ることができる。表の下に「終日係員のいる駅は、高崎・吉井・上州富岡・下仁田の4駅です」と書いているが、それでも駅の営業時間を1分単位で事細かに掲示しているのは親切でもあり驚きでもある。
 この表を見ても判るように、平日および奇数週の土曜日(以下、平日ベースとここでは記載)と、休日および偶数週の土曜日(同、休日ベース)とで駅の営業している数ががらりと変わり、平日ベースでは13駅と半分以上の駅で営業が行われているのに対し、休日ベースではわずか5駅と様相が変わってしまう。もし上信線の有人駅全駅の入場券コンプリートを狙うのであれば、平日ベースの時に訪問するしかない。ちなみに私が訪問した日は日曜日であったので、手にできた入場券は5駅のみという、当然の結果になった。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.01.】
 2014(平26)年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録され、上信線は観光路線として脚光を浴びるようになったが、私が訪問した1年半以上前は、おそらく世間的に富岡製糸場が世界遺産の審査に出ていることを知らない人が多かったのではないかと思う。訪問時は「富岡製糸場を世界遺産に!」という表示を出している駅も一部で見られ、写真の200形1編成には世界遺産登録を目指すための煉瓦模様のラッピングを施した応援列車が走行していた。想像ではあるが、200形が応援列車に抜擢されたのは、オリジナルの塗色であるコーラルピンクの色合いが富岡製糸場の煉瓦の色に似ていたからなのではないかと考えている。ラッピングには群馬県らしく、ご当地ゆるキャラであるぐんまちゃんも応援に協力していた。ちなみにぐんまちゃんは、富岡製糸場の世界遺産登録と同じ年にゆるキャラグランプリを獲得している。
 (註:ラッピング列車のデザインは、ぐんまちゃんの有無や、車体メッセージの違いなど、何度か変遷していたようである)

 ◆写真の列車情報◆ 200形 (左)クハ304+(右)デハ204 下仁田駅ホームで待機中

 

【入手日:12.10.07./掲載日:19.09.01.】
 画像は訪問時に入手した「上信電鉄沿線見どころガイド」というチラシ。上段が1・4ページ目(右側が表紙)、下段が2・3ページ目になる。当時はまだ佐野のわたし駅は未開業(開業は2014年2月)であった。
 上信電鉄の沿線には、世界遺産に登録されたの富岡製糸場(私が訪問した当時は未登録)を始め、下仁田ジオパーク、群馬サファリパークといったある知名度のあるものがある。また下仁田ネギやこんにゃく加工工場によるフードテーマパークなど、食の面でも目を惹くものがある。アクセスという点では高崎という新幹線との接点もあり、東京からも日帰りが可能という地の利もある。こうした点からも上信電鉄沿線には外部から呼び込める要素に恵まれているとみることができる。しかしこの地図を見て判るのは、上信線の山名-南蛇井 間はほぼ上信越自動車道と並行しているということ。観光の誘客ということを考えるとかなり強烈なライバルである。
 それぞれの画像は、クリックすると拡大表示します。
 
 

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