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上信電鉄 上信線
上州一ノ宮 【次の掲載駅】 下仁田
南蛇井 Nanjai
 ■2012年10月 訪問時
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.10.04.】
 「富岡製糸場を世界遺産に!」の表示が入った駅名標。他の上信線の駅でも、電照式となっている駅名標にはこのような文字が入っていた。これはこれでいいのだが、本来ならここに広告を入れて広告収入を稼ぎたいところであろう。投稿日現在、富岡製糸場が世界遺産となった今、この欄には登録決定を祝う表示となっている。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.10.04.】
 駅舎は歴史があるものとは思うが、手入れされて塗装もされて、思ったほどに古さを感じない。窓の上部の塗色は壁がベージュで屋根が緑と、やはり最近の上信電鉄の標準的な塗色を思い起こさせるものとなっている。
 訪問時は、駅近くにある小学校からだろうか、運動会の放送が盛んに聞こえてきていた。ちょっとだけスポーツの秋を感じた。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.10.04.】
 ホーム側から見た駅舎の様子。壁面にガラス窓を多用した造りで、状態も良いことから美しさを感じる。夜間など屋内に照明が点されると、また印象が変わるのかもしれない。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.10.04.】
 改札口周りの様子。当駅は平日ベースで時間限定の駅員配置駅となっている。訪問時は日曜日だったので、無人駅であった。
 ちょっと失礼して窓口の奥をのぞかせていただくと、構内の信号を操作するパネルが設置されているのが見えた。でも実際に操作するのは非常時とかと思われ、通常は遠隔操作か自動化されているのだろう。…でなければ駅を無人化できないですしね。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.10.04.】
 写真の車輛は200形の2次車に当たるクハ304。写真の向かって左側の窓が小さくなっているのが2次車の特徴である。車体側面は、西武のかつての両開き3扉車を思い起こさせる造りになっている。
 200形は1964(昭39)年に製造された1次車(5輛:デハ201,202,203・クハ301,302)と、1969(昭44)年に製造された2次車(4輛:デハ204,205・クハ303,304)とに大別される。2次車については登場にコーラルレッドに窓下に紺の帯一本を纏った、現在にも通じる塗色で登場した。簡素化のために紺色の帯を中止したのは1996(平8)年頃であったという。
 クハ304+デハ204について、写真のような富岡製糸場の世界遺産登録を応援するラッピングを2005(平17)年末から開始している。私の訪問後、車体色がコーラルピンクから茶色に変更した後、2014(平26)年6月に世界遺産に登録が決定されると、同編成は世界遺産・富岡製糸場をPRする列車として新たな任務に就いている。

 ◆写真の列車情報◆ 200形 クハ304(+デハ204) 1012発 15[普通]高崎-下仁田
 
 

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