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吉井 【次の掲載駅】 上州福島
西吉井 Nishi-Yoshii
 ■2012年10月 訪問時
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.19.】
 当駅の駅名標は西武スタイルのものが、鉄枠は使用されず、壁に貼られていた。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.19.】
 屋根の上に「西吉井駅」と表示されているが、なぜか4つある看板を掲げる支柱のうち左側のひとつが使われていない。昔はここに会社の名前がかかっていたのだろうか、それとも「西吉井駅」と一文字ずつ掲げられていた名残なのだろうか。それにしても「吉」の字の上の部分がなぜか"士"ではなく下一画が長い"土"が使われていた。
 西吉井駅は住宅地の中にある。でもこれをGoogle Mapなんかで見ると、おそらく田畑だった駅の周りを綺麗に分譲していった形跡が窺える。ということはと思って駅の開業時期をチェックしてみると1971(昭46)年12月と、まさに住宅地が続々と造成されていく時代であった。
 この撮影をしているとき、ペットのぶたさん(ミニブタとかではなく、いわゆる普通の大人のブタ)を連れて散歩しているご近所の方(?)が駅前を通過していき、ちょっと驚いてしまった。ぶたさんは買っている人というのはテレビなどで聞いたことはあったが、実際に目撃する機会があるとは思わなかった…。
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.19.】
 ホームの屋根下には小さな詰所と鉄製の改札のラッチが残されている。当駅は2005(平17)年に無人化されるまでは駅員が配置されていたそうだ。なぜか詰所の外にほうきとちりとりが置かれていた。営業に関する掲示物で変更が発生しない限りは詰所の中に入ることは無い、ということなのだろうか?
 
【撮影日:12.10.07./掲載日:19.09.19.】
 最近の上信標準色ともいえる白と緑の塗装で、前面に人KENまもるくん・人KENあゆみちゃんのヘッドマークが貼られた150形。このキャラクターは法務省の人権啓発活動に使われているもので、デザインしたのは漫画家のやなせたかし氏とのこと。人KENまもるくんのイラストは地方鉄道の広告ラッピングではよく見かける気がする。写真のクモハ151+152の編成は2018(平30)年6月にラストランが行われ手運転を終了した。
 話は変わってホームに目を移すと、写真でも判るように床の一部がコンクリートの板を何枚も並べた簡単な構造になっている。実はこの下は駐輪場となっていた。

 ◆写真の列車情報◆ 150形 クモハ151(+クモハ152) 908発 13[普通]高崎-下仁田
 
 

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