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三木鉄道 三木線
Miki Railway Co., Ltd. / Miki Line

駅リンク先
厄神 国包 宗佐 下石野 石野 西這田 別所 高木 三木

 ●2008年3月訪問時
【撮影日:08.03.14./掲載日16.02.13.】
 三木鉄道は、写真の幕にもあるように2008(平20)年3月末をもって廃止になった。私が訪問したのは廃止の半月前であった。写真の幕は各駅のホームに掲出されていた。
 このときはたまたま私の会社で神戸への社員旅行があり、私はその旅行のオプションツアーには申し込まず、単独行動でここへ訪問した。訪問するタイミングとしては絶妙であった。
 撮影は別所駅。
 このときの三木鉄道周りの旅程は次の通り。やけに徒歩の行程が多いが、その理由は西這田駅のページを参照されたい。ただこれだけ徒歩が使えるというのは、駅間距離が短いことが幸いしているとも言えないこともない。
 [厄神]857-906[西這田]…歩…[石野]…歩…[下石野]…歩…[宗佐]…歩…[国包]1057-1107[高木]…歩…[別所]1140-1150[厄神]1155-1208[三木]
 
【撮影日:08.03.14./掲載日16.02.13.】
 ミキ300形。同形は先代のミキ180形:2輛の置き換え用として1998(平10)年から2002(平14)年にかけて3輛が導入された。車体番号は、ミキ180形からの続番のような扱いでミキ300-103~105と付番されたのも特徴だ。同鉄道廃止後、ミキ300-103がひたちなか海浜鉄道、-104が北条鉄道、-105が樽見鉄道に譲渡され、そのうち-103と-105は三木鉄道時代のままの塗色で使用され続けており、-103に至っては譲渡後も三木鉄道の形式と車体番号のままで使用されている。
 写真の車輛はミキ300-103。この車輛が後にひたち海浜鉄道に移籍し、勝田駅で同車を見たときは、まさかそのままの恰好で来るとは…と驚きを覚えたものだ。
 撮影は三木駅。
 
【撮影日:08.03.14./掲載日16.02.13.】
 ミキ300-105の車内。ミキ300の車内は、同型の大きさの車輛でよく見られる標準的なセミクロスシート配置である。
 撮影は厄神駅停車中に。
 
  【撮影日:08.03.14./掲載日16.02.13.】
 車輛の先頭部に掲げられたヘッドマーク。ヘッドマークの入る年号から換算すると92年間営業してきたということが判る。もし記事掲載日現在(2016年)も営業していたならば、ちょうど開業100周年っだったということになる。
 ヘッドマークのバックには満開のツツジの絵が入れられている(でも時期がちょっと早い気が…)。手前にはミキ300形の絵が入っているが白黒とちょっと寂しい気がしないでもない。ちなみにツツジは、三木市にある三木山森林公園の名物のようだ。
 
【撮影日:08.03.14./掲載日16.02.13.】
 車体の横にあるサボ受けに入るワンマン標示。ここにも「さよなら」の文字が入れられており、実に芸が細かい。
 
 

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