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三木鉄道 三木線
石野 【次の掲載駅】 別所  
西這田 Nishi-Hōda
 環境依存文字[這]は二点しんにょうが正式  
 ●2008年3月 訪問時
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.22.】
 西這田駅は第三セクター転換後に開設された駅で、駅舎は無い。写真は申し訳程度に作られた屋根下部分の一部を写したもの。転換後新設駅の駅名標は青いプレートに漢字で駅名を記しただけのシンプルなタイプで共通している。
 三木鉄道は朝の時間帯以外は1時間に1本程度のローカル線ではあるが、ダイヤは平日と土休日の二本立てになっている。これは厄神駅で接続するJR加古川線が同様に二本立てダイヤになっていることが影響しているのだろう。
 それにしても「這田」という地名は変わった字を使う。謂われを調べてみると、昔から“ほうだ”という読みは変わっていないものの、神社に奉納する米を作っていた地域だったことから“祝田”という字を充てていたそうだ。それがいつの頃か、田圃仕事をする様子から「這」という字に変えたという。“祝”という字は縁起が良いのに変える必要もなさそうなものだが、字を変えるにしても他の選択肢がありそうなものだ。でも「這」という字をあてて、懸命に仕事をしている姿を表したかったのだろうか。但し「這」の字は音読みで「シャ」であり、訓読みでも“ほう”という読み方は無い。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.22.】
 駅横の道路からホームを見る。ホームのスロープが結構緩く造られていた。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.22.】
 ホーム上から三木方向を見たところ。この付近の軌道はPC枕木化されていた。
 三木線の殆どの区間では、軌道が木製枕木で、バラストも暫く入れ替えていないような状態だった。ここだけは手が入れられているということは、他より状態が悪すぎて手を入れざるを得ない状況が発生したということなのか、と疑ってしまった。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.22.】
 駅に到着する厄神ゆき上り列車。
 この撮影後、この列車に乗って移動する予定だったが、なんと乗車扉が開かず、置いてけぼりを食らうことになった(!!) 
 このとき私の他に利用しようとしていた乗客が一人いたのだが、その方は怒り心頭で、私に同意を求めようと多弁に話しかけてきた。
 まあ確かに乗車できなかったことは論外ではあったのだが、個人的には宗佐駅までの短距離利用の予定だったところを、営業キロ上2.8kmを徒歩で移動しても旅程に影響はなかったので、まあしょうがねぇなあという気持ちであった。でもこれを書き込んでいる現在までの時点では、鉄道旅行で第1位に挙げられるトラブルであったことに違いない。
 
 

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