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三木鉄道 三木線
下石野 【次の掲載駅】 西這田  
石 野 Ishino
 ●2008年3月 訪問時
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.24.】
 石野駅の駅名標は、国鉄形の大きさに丁寧にレタリングされた文字が書かれていた。また両隣の第3セクター移管後新設駅の駅名は、雰囲気は当駅名と同じような字体に合わせたような、微妙に異なる字体で上から貼られていた。
 それにしても、西這田のローマ字の綴りは、国鉄式であれば“NISHI-HŌDA”になるが、「NISHIHOUDA」と訓令式でもヘボン式でもなかった。
 ちなみに当駅は三木市別所町下石野にあった(東には別所町石野という地区はある)。ということは隣の下石野駅も含めて、下石野地区には駅が二つあったことになる。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.24.】
 駅舎は古い木造のものであったが、スタイルとしては直方体のような変哲も無い簡素なもの。駅舎があるとはいっても無人駅である。しかし第3セクター転換直前の1985(昭60)年3月までは有人駅として機能していたそうだ。
 無人化されて長い間放置されている駅舎に共通するのは、事務室部分の窓には閉め切られた古びたカーテンが見られること。これを見ると、いつも寂しさを感じてしまう。
 駅はメインの通りから住宅地の路地を入っていった先にあった。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.24.】
 石野駅は棒線配置に駅だが、使用されているホームの反対側には、かつて交換駅として機能していた証拠を示すホームが残されていた。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.02.24.】
 車内後方から三木駅方向を眺める。この写真は上の写真とは別の時間に撮影しており、このときは石野駅で乗降をしていない。もしホームで上り厄神ゆきを待っていれば、遠くからカーブをゆっくり走って入線するディーゼルカーの様子を堪能できたかも知れない。
 
 
 

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