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三木鉄道 三木線
厄神 【次の掲載駅】 宗佐  
国 包 Kunikane
 ●2008年3月 訪問時
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 枠はすっかり錆び付いていた。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 かつてこの駅舎を、特に見所のない駅舎、と低い評価をしていた雑誌があった。しかし私個人的には、ある本で「カプセル駅」の一例として紹介されていた同駅の写真を見たときに、なぜか強い印象を受けていた。実際訪問し駅舎を見たときは、壁の汚れが目立ったが、無駄を全てこそぎ落としたような造りと、さらに簡素な印象を与える壁の白い塗装に、かわいさを感じるくらいだった。それに出入口と階段がずれた位置に造られているのも、ユニークといえばユニークだ。これは偶然だろうが、駅前に停まっていた車は白ばかりだった。
 この駅舎は三木鉄道廃止の翌年には取り壊されてしまって、現存してない。保存をどうするかとして考えた場合に、何でもかんでも保存するわけにはいかない。一般的な目で価値を計れば、同駅について取り壊すことも止む無しと判断されてしまうのは仕方ないことだろう。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 駅舎内の様子。上の写真から見ると、入口を入ったところの右手になる。ここには時刻表や運賃など、鉄道に関わる掲示物が貼られていた。
 写真左下には学校机が置かれていた。意図して持ち込まれたものなのだろうが、よりによってなぜ学校机なのだろうか?
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 真ん中の掲示物は、鉄道廃止のおしらせ。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 ホーム側から見た駅舎。上段でかわいい駅舎と書いておいてなんだが、こうして見ると公園のトイレっぽくみえないこともない。実際に写真の駅舎の奥側の入口はトイレになっている。
 建物財産標がホーム側に貼られており、「昭和51年1月18日」となっていた。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 ホームの三木側から三木方面を見る。ホームの端には1kmポストが建つ。それにしても数字が普通の活字(フォント名がわからない)のような字体が使われており、変わっている。
 
 
【撮影日:08.03.10./掲載日:16.03.01.】
 ホームの反対(南)側から、水平の目線がレール上面になるくらいのローアングルでの列車の撮影を試みた。列車は国包を出発した厄神ゆき。
 
 
 

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