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富山地方鉄道 本線(鉄道線)・立山線
越中舟橋 【次の掲載駅】 相ノ木岩峅寺
寺 田 Terada
 ●2018年10月 訪問時
【購入日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 窓口で販売されていた入場券は切り取り式であった。ただ残念なのが、地鉄特有の地模様が無く、駅名もスタンプで代用されてしまっている。ただ「地鉄電車」と印刷が入っているので、この入場券の冊子自体は地鉄内の汎用品なのだろう。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 当駅は1931(昭6)年8月に開業しているが、開業当初から上市方面と五百石方面が分岐する駅であった。富山地鉄の歴史から見ると、当地の寺田駅は2代目ということになる。初代の駅は立山軽便鉄道が開設した沢端駅を改称した駅で、掲載日現在の立山線田添駅から東へ700mほどの場所にあった。当地の寺田駅が開業後、初代の駅は沢畑駅に再改称し戻しているが、改称後2年も経たずに上市口-五百石 間の廃線と運命を共にしている。
 駅舎は一見すると新しくも見えるが、開業した当時の駅舎をベースに2016(平28)年にリニュアールしたものとのこと。確かに出入口の庇を支える柱がコンクリートの台に乗っかったスタイルは時代がかったものだ。リニュアールで色合いも派手にしなかったのは正解だ。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 1・3番線の三角ホームの線路が敷かれていない一辺の側には、駅舎と言われると信じてしまいそうな大きな建屋が建てられている。実際には建屋の一部が待合室として使われている。他にはかつて当駅の信号の取扱所としても機能していたそうで、2階部分は駅構内の信号やポイントをを監視する場所だったと思われるが、現在は機能停止させられている。
 建物自身に異常が無ければ、ここに駅カフェみたいなものを開店させたら面白そうだが、当駅の近場に目立った観光地もないので、店を出しても実入りは少ないかもなぁ。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 一般的に日本の駅では駅本屋(駅長室がある駅舎)の近い方から1番線、2番線…と振っていくのが通例だが、富山地鉄では独特である。そのことがホームの番号付けが判らないと言っている人たちが多いようだが、駅を巡っていると"電鉄富山ゆきは1番線の原則"といえるようなホームの付番の法則性が見えてくる。基本的には電鉄富山方面の上り電車が発着するホームか、列車交換可能駅でも列車交換が無いときに上下列車が使用するホームを1番線と名乗り、その反対の性格となるホームが2番線を名乗るようだ。
 このことを考えて当駅の番線の振り方を見てみると、まずは本線の富山方面が1番線、その逆が2番線、支線となる立山線からの富山方面が3番線で本線の1番線と同一平面を使用し、立山線の立山方面が4番線となっている。そのため、1・2番線の本線系統の列車は左側通行で行き来するが、3・4番線の立山線系統の列車は右側通行になる。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 本線側、2番線ホームの駅名標。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 2番線を除き、寺田駅のホームは中央部分に屋根が掛けられている。写真は1番線ホームのもので、屋根は線路側が高く上げられており、その先から幕板のように下がった板が下がっているのが特徴。同じく電鉄富山行きが発着する立山線側の3番ホームも同様の屋根形状である。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 下項にある[特急 たてやま2号]発車してから7分後に出発する[特急 うなづき10号]。[特急 うなづき10号]は元西武の16010形が充当されることは多いようだが、[特急 たてやま2号]も16010形の編成がこの日は使用されていた。西武時代にこのような立て続けに特急が発車する定期ダイヤが設定されたことは無いように思う。列車の運転系統が違うということもあるが、特急の続行運転をそれをイチ地方鉄道でやってしまっているというのには、ちょっと驚きではある。

 ◆写真の列車情報◆ 16010形 #2 モハ16014(+クハ112+モハ16013) 1547発 UN10[特急 うなづき10号]宇奈月温泉→電鉄富山
 (※ 「#2」は「第2編成」の意味。富山地方鉄道のページは他も同様に表記)
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 上市・宇奈月温泉方面の本線下り列車が発着する2番線ホームは、駅舎から一番遠い場所となっている。ホームが4箇所あるのに一番遠いのが2番線というのは、普通なら「なんで?」という感覚になってしまう。そういうこともあるのだろうか、駅舎側からも目立つようにであろうか、ホームに上がった場所の屋根の軒下には「2番ホーム」と大書きされた表示が掲出されている。2番線ホームだけは構内踏切を渡って階段を上がった先に屋根が掛けられている。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 「2018 ちてつ電車フェスティバル」のHMを掲げた14760形が出発。HMにはご丁寧にも「11月4日(日) 稲荷町車両基地」の案内の文字も入っている。
 駅舎からは離れている側となる本線の構内は、上市側に田畑が広がっている。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #6 モハ14771(+モハ14772) 1534発 143[普通]電鉄富山→宇奈月温泉
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 立山線側、3番ホームの駅名標。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 立山線側の構内を、立山側から電鉄富山方向を見る。別稿でも書いたが、当駅は現在の本線と立山線の開業と同時開設された駅である。そこで思うのが、なぜ当駅はわざわざ股裂け駅のような構造の駅としたのだろうかということ。何も無いとこから分岐駅を造ったのなら、2線が平行する形の構内を造って、ホームを抜けた先で分岐していくような形でも良かったのではないかと思うのである。土地上の制約で股裂け駅になったというのは理由として考えやすいが、そうでなかったら…どういうことなんだろうと思ってしまった。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 駅を出発した[特急 たてやま2号]。列車の愛称は平仮名書きで案内されているのだが、16010形に掲出されたこのヘッドマークは漢字書きで「立山号」となっている。

 ◆写真の列車情報◆ 16010形 #1 モハ16011(+モハ16012) 1540発 TY2[特急 たてやま2号]立山→電鉄富山
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 一番駅舎に近い4番線の対向式ホームに停車する立山線の岩峅寺ゆき。構内踏切より撮影。

 ◆写真の列車情報◆ 100310形 #3 モハ10035(+モハ10036) 1556着/1558発 1335[普通]電鉄富山→岩峅寺
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.03.08.】
 右側通行で入線してくる立山線からの上り列車。列車は左側通行を原則としている場所が多いので、右側通行の光景はちょっとした違和感が感じられて、それがかえって面白い。

 ◆写真の列車情報◆ 14720形 #2 モハ14722(+クハ172) 1612発 334[普通]立山→電鉄富山
 
 

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