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富山地方鉄道 本線(鉄道線)・不二越線
電鉄富山 【次の掲載駅】 新庄田中岩峅寺
稲荷町 Inarimachi
 ●2018年10月 訪問時
【購入日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 車輛基地が併設されている駅ではあるが、駅舎は駅業務をするだけの設備であるためかそれほど大きくはない。隣接する稲荷町テクニカルセンターの中にあるセンタービルの方に、車輛基地関係の部署は元より、運転関係や技術関係の部署が入っているということで、駅の方はこの程度でも充分ということなのだろう。充分とはいっても、他の地鉄の駅に比べても大きい駅舎である。
 駅前にはアピアショッピングセンターという、40以上の店舗が入居する建物がある。このショッピングセンターが鉄道利用に繋がるといいのだが、ショッピングセンターには広大な駐車場が用意されており、来店者も自家用車利用が多いようだ。当駅の北側には立山黒部アルペンルートの輸送を行っている立山黒部貫光の本社があり、またかつて地鉄の駅にもあった稲荷鉱泉(日帰り・宿泊どちらもOK)がある。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 当駅は終日有人駅。
 当駅には日中でも上下合わせて1時間に7本以上の列車が発着する。駅利用者の姿は、どの列車でも到着前になるとちらほらと集まり始めるが、常に利用者がいるというか感じではなかった。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 本線下りの2番ホームに立つ駅名標。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 当駅の1番線ホームは、ホームの位置からすると2番線と3番線の間にある。ホームの電鉄富山側には屋根がかかるが、長さ的には電車1輛分程度だろうか。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 「立山あ-とれいん2018」のヘッドマークを掲げた14760形が到着。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #4 モハ14767(+モハ14768) 1119発 1028[普通]上市→電鉄富山
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 1番ホームの鉄骨造りの上屋に対して、こちら2番線は木造となっている。ホームと駅舎が電鉄富山側の地下道で繋がっているのは、1番線と同様である。
 ホームの背後は木々が茂っているが、地鉄線とあい鉄・北陸新幹線との間に13haあまりの広さがある稲荷公園の敷地となっている。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 駅に到着する本線の上り電車。地方の鉄道にも銀色車体の波が押し寄せている。まあ、譲渡元となる大手私鉄がステンレスorアルミカーしか製造していないんだから、そうなってしまうのは仕方が無いことなのですが…。
 ちなみにこの写真の編成の後ろに連結されているモハ17482の種車は、東急時代デハ8592を名乗っていた。そのデハ8592が、当HPの東急電鉄のページ掲載したパスネットのデザインに使用されている。

 ◆写真の列車情報◆ 17480形 #1 モハ17481(+モハ17482) 1205発 1030[普通]上市→電鉄富山
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 不二越線用の3番ホームの駅名標。板きれホームに駅名標の組み合わせは、北海道の仮乗降場を思い出してしまう。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 不二越線用の3番線の南富山側から電鉄富山方向を見る。不二越線ホームは本線のホームと違って板張りのプラットホームとなっている。終日有人駅に板きれホームというのは、訪問時現在の駅の中では意外に珍しい組み合わせかもしれない。3番線ホームは、稲荷町テクニカルセンターの車庫線群を見るロケーションとして適している。
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 3番線を出発した電鉄富山ゆき。屋根付きの板きれホームは、なんだか工事中の駅のようでもある。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #7 モハ14774(+モハ14773) 1115発 618[普通]岩峅寺→(南富山経由)電鉄富山
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 電鉄富山から稲荷町テクニカルセンターの車庫へ帰ってきたダブルデッカートレイン。電鉄富山から車庫に帰ってくるには、かならず写真の洗浄線を通過しなければならない線路配線となっている。不二越線の南富山駅側からは渡り線を経由して入庫はできるようだが、工場へ入るには一旦この洗浄線を越えて本線上をスイッチバックする必要がある。本線の寺田方向からは線路がセンターに直接繋がっていないので、駅を越えた後に写真右に見える渡り線を先まで進出し、やはり本線上をスイッチバックすることになると思われる。

 ◆写真の列車情報◆ 10030形 #2 モハ10034(+サハ31+モハ10033) 1158頃着 列車番号不明[回送]電鉄富山→稲荷町
 
【撮影日:18.10.09./掲載日:20.05.01.】
 駅に隣接する稲荷町テクニカルセンター内で休憩している2編成の電車を3番ホームから撮影。左の17480形の方向幕を見てみると、[特急]新魚津の表示となっていた。当時のダイヤではそのような列車の設定も無いことを考えると、わざわざ入庫中にこの表示をさせているということになる。噂では、入庫中の電車をあまり見かけない幕表示に変えている電鉄の社員さんがいるらしいとのこと。これが本当の話であれば、なかなかナイスでおちゃめな社員さんである。この17480形は写真を見て判るようにテールライトが点灯していることから、撮影時は準備中だったようだ。この後この編成は電鉄富山へ回送され、1031[普通]上市ゆきの運用に入っていった。

 ◆写真の列車情報◆ [左]17480形 #2 モハ17483(+モハ17484) / [右]14720形(+172形) #2 モハ14722(+クハ172)
 
 

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