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近畿日本鉄道 名古屋線
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桑 名 Kuwana
 ●2015年10月訪問時
【撮影日:15.10.09./掲載日:15.12.23.】
 
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:15.12.23.】
 桑名駅を最初に開設したのは国鉄だが、2番目に開設したのは初代・養老鉄道1919(大8)年。名古屋線の部分となる伊勢電気鉄道が桑名まで北上してきたのは1929(昭4)年のこと。そして三つの大河を越えて名古屋まで開通する1938(昭13)年までは伊勢方面の起点となっていた(一部は合併した養老線に直通もしたいたようだが)。
 そういう歴史があることを踏まえて近鉄の桑名駅をホーム見てみると、(養老鉄道のホームを含めて)2面4線と小さくもないが、さして大きくもない。ホームは4番線が養老鉄道が使い、6~8番線を近鉄が使う。かつては津方面に出発できる切り欠きホームの5番線があったということだが、欠番になっている。この無くなってしまった切り欠きホームは桑名を起点にしていたときの名残だったのだろう。
 
 
【撮影日:15.10.09./掲載日:15.12.23.】
 駅で顔を揃えた上下の準急電車。左の四日市ゆきは2430系で、右の名古屋ゆきは2800系。
 2430系は、国鉄・JR風にいえば2400系30番台というところだろうか。2400系自体は1966(昭41)年から製造されているが2400系と2410系が2輛編成で新製されたのに対し、2430系は1971(昭46)年から製造された3輛編成で新製されている。
 2800系は2600系のグループに属する系式で、1972(昭47)年から製造された、前者の2400系の後に製造された。2・3・4輛編成とバラエティに富む。

 ◆写真の列車情報◆ [左]2800系 明星区AX04[3輛編成:写真先頭はモ2804] 1716発 [準急]??→近鉄名古屋
              [右]2430系 富安区G47[3輛編成:写真先頭はモ2447] 1713発 [準急]近鉄名古屋→近鉄四日市
 
【撮影日:15.10.10./掲載日:15.12.23.】
 桑名駅の南方に、3つの幅が違う線路を跨ぐ踏切があるのは有名だが、1435mmの近鉄線の踏切は“益生第4号"と名前がついている。踏切の道は1本だが、近鉄とJRの線路の間には待避場があり、近鉄は単独で踏切が動作するようになっている。
 
 

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