HOME関西阪神電気鉄道本線

阪神電気鉄道 本線
野田 【次の掲載駅】 姫島
淀 川 Yodogawa
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 名前は「淀川」であるが、淀川右岸の西淀川区・淀川区・東淀川区ではなく、福島区に存在する。西淀川区と東淀川区が成立するのは1925(大14)年のことだが、当地に淀川駅が開設されたのは鉄道開業と同時の1905(明38)年なので、駅のほうが命名は先んじている。ちなみに淀川区が東淀川区から分区などで成立するのは1974(昭49)年とずっと後のこと。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 駅の入口の構えは、南西側と北東側を見比べると左右線対称になっている。写真は西口から見た様子。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 高架下にある改札口はシンプルなスタイル。写真は東口から西口方向を見ている。当駅を降りてみると、東口は駐輪場があり、上空を阪神高速道路が覆っており、その先は海老江下水処理場の敷地が広がっている。一方西口を出ると目の前に空き地が広がる。それゆえ、住宅も工場もない場所に駅が設置されているような場所に何で駅があるんだろう、と思ったのが駅を降りての印象だった。
 でも地図を見れば、駅から100mも離れていない場所に住宅地も町工場もあれば、高層マンションも大規模店舗も存在する。なんだか不思議な立地の駅であった。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.02.25.】
 改札口を入った部分に置かれている、掛け替え以前に使われていた新淀川橋梁の鋼材の部分。標示には『本線新淀川旧橋梁鋼構桁沓部分』とあり、説明には「架設 明治38年 英国製鋼材/撤却 昭和43年2月/支承間 31M823 22連/左側固定沓 右側固定沓」とある。
 阪神の駅には尼崎センタープール前や御影駅に車輛が保存されていたりと、隠れた歴史保存物が点在している。阪神電鉄も歴史が長い会社なので、これらとかを集めれば阪神電鉄博物館みたいなものが作れそうな気がしないでもない。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 下りホームの元町側から梅田側を見る。写真より実際の見た目の方がカーブがきつく見える気がする。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.25.】
 ホームの元町側には、阪神で最長となる全長778mの淀川橋梁がある。本線と阪神なんば線の大阪側には大きな河川を渡る橋梁が何本かある。東京にも大きな河川を渡る橋梁はいくつもあるが、なんかどことなく景色が異なる。じゃあどこが違うのかと問われても、山地が近くに見えること以いまいち説明がつけられない。単に慣れだけの違いなのかなぁ…?
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.02.25.】
 写真の上方を見て判るように、駅には阪神高速道路が接近しているのが判る。当駅付近は阪神高速の3号神戸線から2号淀川左岸線が分岐している箇所になる。
 下りホームに到着する[普通]高速神戸ゆき5700系は、側面の乗降扉付近を円く「カインドブルー」に塗られているのが特徴的だ。でも円のデザインはリズミカルな感じはするのだが、「ジェットカー」の名を継ぐ列車としてはどーなのかなー、と正直思う。
 
 ◆写真の列車情報◆ 5705F 1424発 1463[普通]梅田→高速神戸
 
 

▲このページのTOPへ戻る