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阪神電気鉄道 本線
淀川 【次の掲載駅】 千船
姫 島 Himejima
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 1905(明38)年の本線開業と同時に開業した当駅。ただ開業当初は「稗島」と名乗っていた。現駅名への改称は1925(大14)年。
 古来、当地は"媛島"・"日女島"・"比売島"などと書かれていたそうだが、"ひめ"に複数の書き方があるということは"ひめ"に当たる漢字は仮名書きで使用されていた可能性がが高い。読み方としては初期は"ひめ"と読んでいたのかもしれないが、その後"ひめ"を"ひえ"と発音が転訛し、後にそれが元になって「稗島」の漢字が当てられたという。それを大正期(正確な時期は不明)改めて元の読みに戻して「姫島」の字を充てたということになるらしい。現在の駅は姫里町という住所が所在地になっているが、これは1942(昭17)年に姫島と野里の2つの町(自治体ではない)が区画整理されたときにできた地名だそうだ。
 当駅はかつては[区間急行][準急]といった優等列車が停車していた時期があったが、現在は[普通]のみが停車する駅となっている。ただ「なにわ淀川花火大会」が開催される8月第2土曜(違う日程の場合あり)には[急行]の臨時停車が行われる。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 駅の入口は高架下にあり、出入口は線路方向(尼崎側)に向いている。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 駅を出たところの歩道には、駅の入口の場所を示している表示が立てられている。
 ちなみに駅西側の大きな通りからだと、北東から南東へ行くときには高架上に「姫島駅」の表示を見ることができるが、逆からだと高速道路が阪神の高架線と接近しているために駅の表示が特になく、「姫島駅前」という交差点の名前表示があるだけである。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 ホームを梅田側から元町方向を見る。全体的に緩くカーブしたホームになっている。特徴的なのは、ホームと線路を覆い被さるように鉄骨が連続して組まれているところで、視覚的に構内を広く見せている。
 ちなみに当駅にはなぜかホームの番線が設定されていない。
 
【撮影日:17.10.12./掲載日:18.02.04.】
 緩やかなカーブを描くホームに到着した5500系リノベーション車による普通電車。

 ◆写真の列車情報◆ 5503F 1439発 1364[普通]高速神戸→梅田
 
 

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