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阪神電気鉄道 本線
今津 【次の掲載駅】 香櫨園
西 宮 Nishinomiya
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 
 

【入手日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 当駅のポケット時刻表は、数少ない広告入りタイプ。広告が無い場合に5700系が印刷されてい駅のポケット時刻表と比べると、広告入りは何か物足りなさを感じてしまう。たぶん広告も写真とか絵を使うと、その物足りなさ感が解消されるのかもしれない。
 当駅は特急停車駅ではあるが、朝ラッシュ時に運転される上り[区間特急]だけは通過する。中心的な駅のひとつであるにもかかわらず、千鳥停車種別で通過の扱いを受けているというのもちょっと意外だ。
 それぞれの画像をクリックすると、拡大表示します。

 

【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 下には消火栓、上には時計を載せた、多機能?駅名標。駅名標と消火栓が一緒になった駅名標っていうのは個人的にこれまで見た記憶がないが、場所的な節約ができる良いアイデアだ。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 ちなみに当駅は阪神電鉄の駅の中で最も北に位置する駅である…って書いても地味だなぁ。
 そういうわけではないが、北口に降りてみるとなにかもの淋しい雰囲気が漂う。訪問当時は阪神電鉄による西宮駅商業施設「エビスタ西宮」の増床工事が開始されたばかりで、それと並行して駅北地区の開発工事もこれから行われるという。つまり訪問時は工事開始前の片付けている状況ということで、さっぱりした雰囲気がするのも無理のないところだ。これらの工事終了は2018年末の予定だそうだ。

 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 写真はメインの改札口となる西側のえびす口の様子。西宮で"えびす"といえば、年始の恒例行事である「福男」選びで知られる西宮神社のことを思い出す。その西宮神社は当駅の南西側にある。
 かつては西宮神社の至近に戎駅があったが、西宮駅と200mしか離れていなかったために、阪神線開通の9日後に開業した駅も2年足らずで廃止されてしまった。ちなみに現・西宮駅は2001(平13)年3月に西宮東口駅と統合して東へ200m移動しているため、旧・戎駅との距離は400mと離れた。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 ホームは2面4線の上下線ともに待避線を持つ構造。
 阪神本線の日中の[普通]は10分間隔で運転されているが、西宮では7分停車して2本の優等列車を待避している。それゆえ、しばらく当駅で写真を撮っていて思ったのは、日中は常に待避線に列車が在線しているようなイメージがある。もしかしたら一日中そういう感じなのかと思い時刻表を調べてみると、概ねどの時間帯も待避のために西宮で長い時間停車する[普通]が多い。夜間の12分周期で運転されている時間帯では当駅に[普通]は10分も停車している。まあその方が何かと都合がいいからこのような措置になっているのだろうが、西宮を跨いで[普通]しか停車しない駅間を利用している人にはちょっとかわいそうかなー、と思ってしまった。
 写真では奥の方(元町側)が暗くなっているが、この上部は出屋敷駅と同様、駅の駐車場となっている。

 ◆写真の列車情報◆ (左) 5705F 945発 961[普通]梅田→高速神戸
              (右) 5013F 952発 960[普通]高速神戸→梅田
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 ホームの梅田寄りに人が入れないように柵で仕切られた部分がある。そして仕切られた部分の中央にぽつんと立つ駅名標がちょっと淋しげだ。この部分を含めると、21m級の近鉄車による8輛編成や19m級の阪神車による10輛編成も駅に停車できるようになるそうだ。また元町側にある2本の引込線のうち1本はやはり8輛編成の近鉄車も停められるとのこと。
 私の訪問したときには西宮の他に、本線の駅では今津、甲子園も8輛編成の停車に対応した工事が終了しているとのこと。あと武庫川駅を8輛編成対応工事が行われれば、西宮以西で近鉄直通の快速急行を8輛編成で運行できることにはなる…が、どうなんだろうなぁ。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 山陽電鉄110周年記念のヘッドマークを掲げた山陽電鉄5000系。訪問年の110年前の1907(明40)年に直系とされる兵庫電気軌道が創立した、ということらしい。
 5000系は在来の車輛の置き換えを目的に1986(昭61)年より製造が開始された系列で、当初は3・4・6輛編成があったが、現在3輛編成は組み替えによって消滅している。写真のクハ5610は3次車に当たり、1990(平2)年の登場。

 ◆写真の列車情報◆ (左) 5020F 944発 9093~9093H[直通特急]梅田→姫路
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.02.24.】
 駅に到着する下り[普通]。
 かつては今津駅との間に「西宮東口」という駅名に東西の文字が入る駅があったが、高架化の際に西宮駅と統合という形で廃止された(2001(平13)年3月)。ただ高架化は上下線一斉に行われたわけではないので、下り線だけが高架化された際には高架上に仮設の西宮東口駅を造ったそうだ。
 地上駅時代の西宮駅と西宮東口駅の間は営業距離で600mしかなく、高架化の際に西宮駅は200mだけ梅田側に移動した。高架化後にも西宮東口駅を存続させると400mしか駅間がないことになり、ジェットカーの足を持ってしても他の列車の高速運転を阻害しそうだ。

 ◆写真の列車情報◆ 5507F 956発 963[普通]梅田→高速神戸
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.02.24.】
 9300系の誕生は1998(平10)年の誕生で、上項写真の5500系が誕生した1995(平7)年の3年後のことである。誕生が近いこともあって、運転台窓周りだけを黒塗りにし、貫通路は目立たない仕上げとし、ヘッドライトも貫通路上に設計、種別幕と方向幕のデザインなど、"姉妹車"と言ってもいいくらい似通った点が多い。でも9300系は運転台窓の下部の両端がちょっと上がっていたり、裾周りの処理に折れを入れていたりと、違いも見せている。

 ◆写真の列車情報◆ 9501F 1221発 9421~9421H[直通特急]梅田→姫路
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.02.24.】
 時刻表通りなら顔を揃えることが無い列車どうしが当駅で並ぶ。この日(10/14(土))の朝は近鉄線内で若干のダイヤの乱れが発生していたらしい。

 ◆写真の列車情報◆ (左) 9201F 1218発 4130~1125[快速急行]奈良→神戸三宮
              (右) 8227F 1221発 H1108~1108[特急]須磨浦公園→梅田
 
 

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