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当駅には「兵庫県立美術館前」という副駅名がつく。その美術館が駅から海の方向へ600mもあり、"～前"と名乗るにはちょっと距離が長い気がする。ならば副駅名の"前"の文字は無い方がいいような気がしないでもない。ちなみにJRの灘駅までなら山の方向へ300mの距離である。
「兵庫県立美術館前」という副駅名が付く駅ということからなのか、駅舎の上部の壁はアートな感じで飾られている。でも個人的にはテーマパークの売店かレストランのような感じがしないでもない。駅名の表示もバックの絵に負けて目立っていない気がするし、駅舎の上部と下部で雰囲気のギャップが大きくてアンバランスにも感じる。でも悪いかといわれればそういうコトではなくて、何か工夫すればインパクトのある見栄えがよい駅舎になるような気がする。
当駅は訪問時現在で阪神唯一のホーム柵が設置されていた。
梅田側に残るかつて改札口に繋がっていたの出入口の跡。道路側の構造物と繋がっているのだろうか、簡単に壊せずにこうなって残っているのだろうと想像する。道路フェンスには扉がついており、非常時か何かには通り抜けられるようにはなっているようだが、最上段は高さに大きい幅があるので、実質的に上り下りするにはハシゴが要りそうだ。
駅に到着する上り[普通]列車。ホーム柵とホーム柵の間に列車の顔をきれいに収めようとすると、低速であっても至難の業だ。この写真はたまたまうまく顔を写すことに成功したが、考えてみれば連写機能を使えばなんてことない話だということに気がついたのは、家に帰った後だった。
◆写真の列車情報◆ 5707F 1437発 1464[普通]高速神戸→梅田