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阪神電気鉄道 阪神なんば線
千鳥橋 【次の掲載駅】 
伝 法 Dempō
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 
 

【入手日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 
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【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 阪神の駅の中で、ローマ字表記をしたときに「p」が入るのは尼崎センタープール前と当駅の2駅のみだ。ただ尼崎センタープール前の「p」は外来語に由来している。そもそも日本の地名で「p」音が入るものは絶対的少数派なので、ローマ字表記で「p」を使う駅というのはついつい気になってしまうし、そういう駅に出会うとちょっと嬉しい。しかも当駅の場合は「p」音の前に「ん」が入ることから、「n」ではなく「m」で表記されるところもちょっとした特別感を感じてしまう。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 駅の入口は鉄道の築堤とマンションの間の隙間を埋めるように存在している。開業当初の駅舎はもっと引っ込んだ位置にあったようだ。当駅は尼崎側から伸びてきた伝法線の終点駅として開業したのが始まり。ただ終点であった期間はわずか半年あまりで、すぐに千鳥橋まで延長されている。
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 改札周りの様子。右に築堤の擁壁となっている石積みが見える。よく見ると、擁壁の直下にはグレーチングが敷かれた排水溝が造られている。これはもしかして、雨が降れば擁壁を伝って改札に水が入ってきてしまうから、ということなのだろうか?
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 駅構内は2面2線の非連動駅(停車場)で、線形もまっすぐである。
 ホームは築堤上に造られているが、今後当駅は高架駅に造り変えることが予定されている。それは当駅と福駅 間にある1924(大13)年に架橋された淀川橋梁の架け替えが予定されているのに併せて行われるものである。これが完成すると、橋脚数が減ることで増水時の材木などの引っかかりを少なくすることができ、現在堤防を切り欠いて線路を通している部分を無くすことで洪水のリスクを減らすことになるという。そして工事が完了すると西九条-尼崎 間が全て高架化されることから、阪神なんば線からは踏切が一掃されるというメリットもついてくる。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 駅を発車する下り[区間準急]。個人的に近鉄一般車の中では一番好きな車輛デザインであるが、多岐にわたって存在する系式を見比べるのは車輛番号の確認なしには至難の業だ。

 ◆写真の列車情報◆ 5804F 6952~1087 1049発 [区間準急]大和西大寺→尼崎
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.03.16.】
 「Go! Go! 灘五郷!」ラッピングの上り[普通]列車が発車する。
 「Go! Go! 灘五郷!」トレインについては、阪神ー近鉄直通系統だけでなく、梅田ー姫路 間の各種優等種別でも使用する予定があるとのことだが、私が訪問した3日間では阪神ー近鉄直通系統でしか見ることができなかった。車輛が近鉄直通用に造られた1000系ということもあるのか、そちらへの運用を中心にしていて山陽電鉄区間の運用に入ることは数少ないということであったから、ある程度はやむを得ないことか。

 ◆写真の列車情報◆ 1207F 1088~4193 1054発 [普通]尼崎→東花園
 
 

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