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阪神電気鉄道 阪神なんば線
西九条 【次の掲載駅】 伝法
千鳥橋 Chidoribashi
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 
 

【入手日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 阪神なんば線の駅のポケット時刻表のうち、[快速急行]が停車しない千鳥橋~大物 間の時刻表では阪神車と近鉄車と使用車輛の違いが表示されている。それは親切なことでいいのだが、本線はともかく、(近鉄管理駅である大阪難波を除く)桜川~西九条 駅の時刻表ではその表示がない。この差はどういう意味なんだろうか? 良きに解せば表示をごちゃごちゃさせないためということかもしれないが。
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【撮影日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 当駅の名は駅の北側を流れていた正蓮寺川に架かる橋に由来している。
 しかし現在では川は暗渠化され、河床の地下には阪神高速道路が通り、河床面は広さ18.8haの正蓮寺川公園として整備されているところという。ただ橋は将来的にも公園に架橋された状態で残されるようだ。正蓮寺川公園は7つのゾーンが設定され、そのうち千鳥橋の東(上流)側は"交流ふれあいゾーン"、西(下流)側は"にぎわいの広場ゾーン"と名前がつけられている。訪問時現在の公園は千鳥橋より東側一部だけが工事を終了し解放されているそうだ。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 駅を降りてみると、そこはまさに工事中。この工事は商業ビルの建て替えということで、鉄道施設とは関係ないようだ。ただそのビルが完成すると、今見えている駅名表示に陰に隠れてしまいそうだ。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 改札口周りの様子。駅の規模の割には広く造られている。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 構内は、上下ホームを繋げるように上空で弧を描いた鋼材が特徴的である。ホームには番線表示はされていないが、一応大阪難波方面の上り線が1番線、下り線が2番線ということになっているそうだ。
 現在は2面2線の非連動駅(停留所)である。当駅が高架化されたのは1961(昭36)年8月のことで、当時は伝法線の終点だったということもあって、下りホームだけを使用してたようである。ちなみに西九条まで延伸開業したのは1964(昭39)年4月。
 ホームの構造としては上下線ともに待避線を設けられる2面4線にすることも想定されて造られている。ただ、いまのところ線路の増設工事が行われる様子はなく、しばらくはこのまま推移するものと思われる。
 
【撮影日:17.10.14./掲載日:18.01.27.】
 駅を出発する近鉄車。ポケット時刻表を見ても判るが、阪神なんば線で[普通][区間準急][準急]に使用される車輛は近鉄車の方が多い。実際に私が阪神なんば線の駅巡りをしていたときには、ほとんどが近鉄車の利用であった。

 ◆写真の列車情報◆ 9821F 3972~1085 1039発 [普通]大和西大寺→尼崎
 
 

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