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阪神電気鉄道 神戸高速線
新開地 【次の掲載駅】 高速長田
大 開 Daikai
 ●2017年10月 訪問時
【購入日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 
 

【入手日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 当駅は西元町・西代とともに、運転される半数以上の[直通特急]が通過する駅である。日中については[特急]系統の運転サイクルが、阪神側で10分、山陽側で15分とずれがあるため、神戸高速線線内を通過のありなしで運転調整しているために起きてしまっている措置である。それに山陽線内の[直通特急]の停車駅も揃っていなかったり、阪神側の東須磨・須磨浦公園折り返しのノーマルの[特急]と、山陽側の[S特急]と、特急でも種類が複数存在しているのはよそ者から見ると判りにくくしている。
 それぞれの画像をクリックすると、拡大表示します。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 当駅は、神戸と四国・徳島を結ぶ国道28号線の地下にある。
 写真の出入口は、元町側改札口から道路北側歩道に繋がる関西スーパー前の2番出入口(の2カ所あるうちの元町側)。駅の出入口が設置されている歩道の幅が広く、駐輪場が設置できてしまうほどの余裕がある。道路は片側4車線に自転車用通路があり、中央分離帯もある。これだけ道路の幅が広いと、両サイドに高層の建物があっても空が広く見える。
 ちなみに写真右側にあたる、新開地駅から当地まで続く国道28号の北西側は「水木通」という町名になっている。この町はかつて漫画家の水木しげるが戦後この地にあったアパートを購入して経営していたことがあった。そのアパートの名前は地名にちなんで"水木荘"という名前で、その後のプロの漫画家へ繋がるきっかけとなった紙芝居作家の仕事もここで始めたという。ペンネームの名字はこのアパートの名前にちなむそうだ。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 東改札口周りの様子。当駅には後に増設された西改札口もある。
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 当駅というと、阪神淡路大震災の被害のことを思い出さずにはいられない。駅構内の上下線の間にある柱が圧壊し、天井がV字型に崩落した様子の写真を見たときはちょっとしたショックだった。床面となる軌道部分には被害はなかったものの、路線の再開通には8ヶ月を、駅の営業再開には1年も要する被害であった。今では耐震対策が取られた駅となっており、日常をすっかり取り戻している。
 
 
【撮影日:17.10.13./掲載日:18.03.20.】
 写真の車輛は山陽電鉄3000系3輛編成。狭義での3000系は1964(昭39)年から7年間に渡って64輛が製造され、派生系式である3050・3100・3200系を含めると148輛の大所帯を誇る。しかし最近では最新系式である6000系の導入と並行して3000系の淘汰が始まっている。
 写真のクモハ3604を含む3008F編成は、神戸高速鉄道開通を前に導入された、本格量産が始められた2次車のグループになる。淡いベージュのベースに赤と黒の帯が入り、明快なコントラストの組み合わせの塗装となっている。外観からは昭和40年代の車輛とも思えない雰囲気であった。

 ◆写真の列車情報◆ 3008F 1120K~1120 1245発 [普通]姫路→(阪急)神戸三宮
 
 

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