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西武鉄道 多摩川線
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武蔵境 Musashi-Sakai
 ■2018年1月訪問時

【購入日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 駅訪問をするとき、基本的には入場券か初乗り区間のきっぷを購入するのだが、ここではスタート時に初乗り区間のきっぷ、終了時に入場券の各1枚を購入してしまった。
 双方を見てみると、きっぷと入場券の性格的な違いを除くと、駅名のローマ字がきっぷでは印刷されるのに対し、入場券では省略されている。これは西武に限ったことでは無く、掲載日現在の多くの鉄道会社の自動券売機発券の券類で共通している。
 
【撮影日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 ホームの様子。ホームは1面2線が用意されている。とはいっても訪問時現在で主に使用されるのは左側の3番線で、右側の4番線については休日の朝7時台に3本が発着するのみである。多摩川線は曜日でダイヤが分離されていないが、この設定だけが唯一の平日と休日の差といっていい。この休日の3本は、線路の錆取りといった保守目的の設定なのであろう。通常であれば走行が行われない線路に対して、保守目的に「錆取り列車」というダイヤを意図的に組むケースは各地で見られる。その設定の多くは毎日1本以上の列車を走らせるという方法だが、曜日で分けているという話はあまり例が多くない気がする。
 その他に、多摩川線車輛の甲種回送時にはJRと線路が繋がっている3番線にJRの機関車(掲載日現在では新鶴見のEF65 2000番台が使用されている模様)が入線して行われるという話だが、そのとき通常の営業列車は4番線を使うのだろう。とはいっても現状
、4番線は予備ホームのような状態であることに変わりが無い。
 ちなみに地上時代の多摩川線は、ホームが1面1線と川砂利輸送時から使用されていた複数の貨物側線が残されていった。
【撮影日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 駅南側から駅へ向かうと、まず入口手前には駅名表示が蔦のゲートに掲げられているのが見えるが、そこにJRと西武を区別するものは無い。ゲートを過ぎた先の南口の建物入口の上部には、写真のような西武の駅名表示板が取り付けられている。JRの駅名表示板は、西武改札の入口前を通り過ぎた箇所の天井部に見ることができる。

 
【撮影日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 改札口周りの様子。西武専用の改札口は駅の高架化に伴って誕生したものだ。
 地上駅時代、JRと西武の間に改札は無くシームレスだった。その分、乗換にかかる距離は短かった。
 
【撮影日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 ホームの西端から是政方向を見る。多摩川線は全線単線なので、3番線と4番線から出発した線路はやがて合流する。また3番線の線路はその合流のポイントの手前でJRの線路と繋がる線路が分岐しており、主に多摩川線車輛の工場入出場時の甲種回送で使用される。この甲種回送は年に4度ほど行われているそうだ。
 
【撮影日:18.01.04./掲載日:18.05.12.】
 駅に停車中の、伊豆箱根鉄道塗装の新101系。今回の訪問は多摩川線訪問の他に写真の電車に会うためという目的があった。ただ多摩川線ホームに上がった最初の一発目でこの車輛に出会うとは思っておらず、やや高揚感が削がれてしまった。でも短区間の路線ではまま発生することであり、全く出会えなかったことを考えると結果オーライだ。

 ◆写真の列車情報◆ 249F 1042発 151[普通]武蔵境→是政
 
 

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