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京浜急行電鉄 本線・久里浜線
県立大学 【次の掲載駅】 京急大津新大津
堀ノ内 Horinouchi
 
【購入日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】

 

【入手日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 当駅のポケット時刻表の面白い点としては、下り方面の時刻が、分岐している本線と久里浜線で混載した時刻掲示となっている(分離表示となっていない)。
 列車の設定本数を見ると、休日は[普通]と優等種別がほぼ半々だが、平日になると優等種別の方で若干多く設定されている。細かいところを見ていると、スカイアクセス線経由の成田空港 ゆきがあったり、[普通]羽田空港 ゆきなんていうのがあったりする。
 左の画像はクリックすると拡大表示します。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 2017(平29)年春に改築されたという駅舎。駅舎本体はグレーの壁材で覆われた面白みのない無機的なものだが、駅出入口部分だけは木質色の外壁材を張り、上部には縦長の木の棒を桟状を並べて、存在感と安心感を出したデザインになっている。
 以前は写真の出入口のある面とその180度反対側に妻面を持つ切妻の短い建物の左に、本体となる切妻の横長部分を繋いだ木造平屋の駅舎だった。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 券売機周辺と改札口周りの様子。内壁と天井は木質色の材料が使われており、思いの外明るく軽い感じになっている。
 改札口の先に、ホーム階段に繋がる築堤下の通路に繋がっている。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 駅構内に「列車混雑状況表」という名の、平日朝ラッシュ時に運転される上り列車の混雑具合を表した棒グラフが掲示されていた。
 混雑度は赤のグラデーションの棒で表されているほか、棒の中に描かれている人影の数でも表されている。でもこの人たちは5マス目までは座った影の形で、6マス目以上になると立っている影の形になる。どうしてこうなのか初見では解らなかったのだが、少々考えて、5マス目がいっぱいになると乗車率(=着席率)が100%ということを表しているということに気がついた。
 堀ノ内駅発車の時点では、編成も短く所要時間もかかる[普通](図では白地に黒文字表示)については、どんなに混雑していても乗車率が60%というのが解る。[普通]と他の優等列車の格差があまりに大きい京急では、多くの乗客が当駅で[普通]から[特急]に乗り換えているのだろうということが推測できる。その一方で[特急](赤字に白抜き文字・金沢文庫から[快特]になる列車を含む/ちなみにこの表に書かれている時間帯には[快特]は設定されていない)については、最混雑列車で乗車率が180%となっているというのが解る。旅客流動を考えると、途中の金沢文庫で増結する列車も存在するし、乗換駅である途中の横浜で一旦乗客が減るであろうと推測されるので、乗車率が品川まで片勾配で上昇していくことは無いと思う。ただ既に当駅の時点で定員の2倍弱の乗車率になっているというということで、ダイヤの作成する側も苦労しているのだろうと思わずにはいられない。
 ちなみに同様の列車混雑状況表は他の京急駅でも掲示されていた。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 下りホームから本線・久里浜線の分岐部を見る。両線は平面交差となっており、左側に伸びるのが本線で、右にそれていくのが久里浜線になる。中央のやや左に見える分岐器はシングルスリップになっていて、片渡り線は浦賀からの当駅止まりが久里浜方面に回送されるときに使用される。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 下りホームから品川方向を見る。各線路には上りの出発信号が設置されており、本線の上り線に進出が可能になっている。でも通常時において下りホーム側(写真右側)から上り方面に進出することは無いと思われるので、これらは非常時用であろう。

 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 [快特]の接続待ちをする上下の[普通]。撮影日現在で、右の下り電車の800形は京急最古参の、左の上り電車の1000形は最新の営業車が顔を合わせる。
 日中毎時10分おきに走る品川-浦賀 間[普通]列車だが、下りは2時間3分に対して上りは1時間52分と、11分の差がある。上下方向で列車が待避をする駅が異なる事もあるが、ダイヤ上のアヤでもある。
 
 ◆写真の列車情報◆ 左:1000形(9次車) 1477編成[4輛編成:写真先頭は1477] 1328発 1351[普通]浦賀→金沢文庫(のりかえ→品川)
               右:800形 816編成[6輛編成:写真先頭は816-1] 1326発 1120[普通]品川→浦賀
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.05.】
 駅を出発した[快特]。
 当駅に[快特]が停車するようになったのは1999(平11)年7月からのことである(同じタイミングで種別名を[快速特急]から変更)。それ以前はこのカーブ(と、下り列車の場合はシングルスリップポイントの存在)で速度を落としながら構内を通過していた。
 [快速特急]の運転が開始された1968(昭43)年10月から1996(平8)年7月まで、停車駅は品川・京浜川崎(現・京急川崎)・横浜・上大岡・金沢文庫・横須賀中央・京浜久里浜(京急久里浜)で、運転区間は殆どが品川-京浜久里浜間であった。一部休日に三崎口まで運転する列車があり、その先の停車駅は津久井浜・三浦海岸・三崎口であった。
 
 ◆写真の列車情報◆ 2000形(1次車) 2109編成[8輛編成:写真先頭は2016] 1325発 1212A[快特]泉岳寺→三崎口
 

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