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京浜急行電鉄 久里浜線
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新大津 Shin-Ōtsu
 
【購入日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】

 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】
 当駅は、本線の京急大津駅から直線で1kmと離れていない。そのような場所に久里浜線の駅を開設したのは近隣にある高校が通学のために請願したためという。ただその現・横須賀大津高校は京急大津駅からもそれほど離れていない。
 開業当初は鳴神駅と名乗っていたが、これは開業した1942(昭17)年当時、日本領の北側の果てになるアリューシャン列島のキスカ島の和名に由来するとのこと。北久里浜駅の開業時駅名の昭南駅とは双子ともとれる命名関係にあった。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】
 駅舎は上りホームに併設されている。屋根は優雅に描いた弧状となっているが、2階屋根部分も並行した弧状となっており調和が取られている。そういえば京急大津駅には券売機と改札口の間に京急ステーションストアへの売店で出入口が設けられていたが、向きの違いはあれどここも同様である。
 ちなみに京急大津駅の駅舎は下りホーム側に造られているので、方向的にお互いの駅舎はそっぽを向いている格好になる。京急大津駅は先に開業した駅なので判らないが、当駅については京急大津駅を意識してあえて上りホーム側に開設したのだろうか。新大津駅についていえば、下りホーム側に駅舎を造ろうと思えば造れないこともなさそうではある。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】
 自動改札機は地上面と同じ位置に設置されている。その先にホームに上がる短い階段がある。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】
 構内は2面2線の停留所タイプ。直線的に造られた構内の中央部分は丘を切り崩している。
 
【撮影日:18.05.03./掲載日:19.02.14.】
 駅を出発する下り[快特]。訪問時現在の久里浜線は、京急久里浜行きの[普通]の本数も僅かしかなく、ローカル輸送は[快特]と[特急]がともに各駅に停車して対応している。[特急]については各駅停車での対応が長年行われていたが、[快特]中心のダイヤに移行した1999(平11)年7月のダイヤ改正で[快特]もその任に当たることになり、久里浜線内での速達性は失われた。…とはいっても末端区間なので、速達性がどこまで久里浜線に求められるかはよく判らないのだが。でも朝の通勤時間帯に運転される[Morning Wing]が2015(平27)年12月に誕生して、久里浜線内の駅を通過する定期列車が復活した。
 
 ◆写真の列車情報◆ 2100形 2157編成[8輛編成:写真先頭は2164] 1306発 1210A[快特]泉岳寺→三崎口
 
 

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