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関東鉄道 竜ヶ崎線
Kanto Railway / Ryūgasaki Line

駅リンク先
佐貫 南中島 入地 門倉 竜ヶ崎

● 2020年3月訪問時
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 写真の形式はキハ532形の車番が532番で、形式的には1形式1車輛ということになる。機器は国鉄キハ20形のものを使用し、車体を新造した”新製"扱いの車輛で、1981(昭56)年に竜ヶ崎線用として使用が開始された。竜ヶ崎線のすべての駅は線路の南西側にホームが配置されていることから、ワンマン運転でホームの確認を行いやすいように運転台を片側に寄せている(佐貫側は左側、竜ヶ崎側は右側)。
 かつて同じ車体を持っていたキハ530形(キハ531/2001(平13)年廃車)や、ほぼ同じ姿であったキハ520形(キハ521・522/1997(平9)年廃車)という車輛があった。3両とも関東鉄道入線以前は江若鉄道で使用されていた車輛で、関東鉄道入線後しばらくしてから車体を載せ替えた改造車であった。その点、キハ532は新製車ということがあって、形式が新たに区分されたのだろう。だとしたら、キハ532形という1の位で形式区分せず、540形とか560形にすればいいのと思わずにいられない(註:550形は常総線車輛として過去に存在している)。まあでも、関東鉄道は1の位で形式区分された車輛が他にもあったからなぁ…。
 訪問時は通常、毎週土曜日の9時台から14時台の列車の運用に限定して使用されているとのこと。
 写真は入地-旧・門島 間にある、知手2号踏切付近で撮影したもの。

 ◆写真の列車情報◆ 竜ヶ崎区 キハ532 竜ケ崎1135発 [普通]竜ヶ崎→佐貫
  
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 キハ2000形は1997(平9)年に2輛が導入された、竜ヶ崎線用の新製車。キハ532同様に、運転台は片側に寄せた構造が採用されている。またキハ531・532との異種形式との併結運転が可能となっている。キハ2000形が導入されるのに際し、キハ520形の2輛が置き換えで廃車となっている。
 写真のキハ2001は、訪問時現在で竜ヶ崎線で一番働いている車輛であるが、訪問時は土曜日の昼前後だったので車庫で休憩していた。この写真では、ホームがない側の乗務員質扉が省略されている様子が解る。また通常の営業運転では使用されない乗降扉が開いているのも貴重な場面かも。

◆写真の列車情報◆ 竜ヶ崎区 キハ2001 入庫中
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
  キハ2000形のキハ2002は関東鉄道標準色ではなく、龍ケ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」のラッピングとなっている。ラッピングとしては2代目となっている。掲載日現在は通常、平日朝の増結用と、第2・4日曜日の全列車での運用と限定されて使用しているようだ。

◆写真の列車情報◆ 竜ヶ崎区 キハ2002 入庫中
 
  

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