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関東鉄道 竜ヶ崎線
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佐 貫 Sanuki
● 2020年3月訪問時
【購入日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
  
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 関東鉄道の佐貫駅は常磐線の龍ケ崎市駅の東隣に並行してくっついている。関東鉄道の駅には、龍ケ崎市駅のページに掲載している東口の入口の写真からでもアクセスが可能であるが、その入口の南側にある旧国鉄の近郊/急行型の交直流色のようなローズピンクというか小豆色のビルの一角にも、「関東鉄道佐貫駅」と掲示した小さな入口が存在する。でも存在感はあまり感じられない、ひっそりとした感じだ。
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 常磐線龍ケ崎市駅に掲載した東口の箇所から、階段を上がらず地上階をそのまま進んで左折したところにも、写真のような佐貫駅の案内が頭上にも柱にも掲示され、出っ張っている建物の壁には竜ヶ崎線の時刻表が掲出されている。当駅が乗車する人はもちろん、JRからの乗り換え客からも解りやすい表示となっている。
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 窓口周りの様子。
 訪問当時の窓口営業は6:00~9:00と15:00~20:00の2回となっており、窓口が閉じている9:00~15:00の間についてはインターフォンによって竜ヶ崎駅との会話が可能となっていた。夜の窓口営業が20:00までというのは、この手の時限営業ではやや遅くまでやっているような気がするが、都内などからの通勤通学客の帰宅時間を勘案しての配慮なのだろう。
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 券売機近くの壁には竜ヶ崎線の略歴が記された年表と、昭和中期頃と思われる6枚の写真が掲示されていた。
 下段の写真には、キハ532に似た車体に改造される前の、国鉄キハ42000のスタイルを色濃く残した元・江若鉄道のキハ520形の姿も見える。小型のSLが写された写真があるが、そのうち1枚には昭和46年頃とキャプションがついたものがあるので、貨物が廃止される末期までSLによる貨物輸送が行われていたということになる。
 
【撮影日:20.03.21./掲載日:22.03.12.】
 駅のすぐ竜ヶ崎側にある踏切から駅構内を撮影。とはいっても1面1線の分岐器もない素っ気ない構内だ。奥に建つビルのせいもあるのかどん詰まり感もあり、総じて存在感が強いとは言えない感じである。
 竜ヶ崎線の貨物営業が終了したのは1971(昭46)年のこと。貨物廃止後はまもなく貨物入換線を介して国鉄と繫がっていた線路は断ち切られてしまったという。またかつてはこの線路の右側には機回し線が敷かれていたそうだ。

 ◆写真の列車情報◆ 竜ヶ崎区 キハ532 1311着 [普通]竜ヶ崎→佐貫<折返>1324発 [普通]佐貫→竜ヶ崎