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山形鉄道 フラワー長井線
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梨 郷 Ringō
 ◆2010年9月訪問時
【撮影日:10.09.18./掲載日:17.08.26.】
 子供の頃読んだ鉄道なぞなぞが載っていた本に、果物のような名前の駅は? とかいうような問題があった。その答えが当駅で、りんごう→林檎ということであった。問題の意図とは別に、駅名自体に「梨」が入ってるじゃん…、と大人になった今ではそう思う。
 
 
【撮影日:10.09.18./掲載日:17.08.26.】
 写真の丸太小屋の建屋は駅の待合室。1999(平11)年に開業時からあった木造の駅舎を取り壊して建てられたそうだ。
 写真の左側に駅の表示が見える。そこには「なんちゃん」という女の子と「ようちゃん」という男の子のキャラクターが描かれている。二人とも髪は菊の花を模しており、着ている服には逆三角形に丸を10個配したブドウのデようなザインが入れられている。まあその名の通り、南陽市のゆるキャラなんでしょうね。
 
 
【撮影日:10.09.18./掲載日:17.08.26.】
 駅の時刻表はパウチされた手作り印刷されたものだった。
 フラワー長井線は1~2時間に一本の割合のダイヤで、便利さという点ではわずかに及第点という状態。ローカル鉄道の厳しさを感じる。
 
 
【撮影日:10.09.18./掲載日:17.08.26.】
 駅は1913(大2)年に長井軽便線の終着駅として開業、翌年には長井まで線路が延びて中間駅となった。もともとは島式ホーム1面の列車交換可能駅であったが、時期はよくわからないが、後に交換設備を撤去して1面1線の棒線駅となった。ホームと待合室の間に廃止になった線路が写真左側にあったそうだが、訪問時にはその形跡は全く解らない状態でった。
 写真の列車は上りの赤湯ゆき。この写真は、山と集落と田畑に囲まれた中にある駅と列車のバランスと雰囲気がよく、しばらくPCの壁紙に使っていた。ちなみにここに写る車輛は、私がこの訪問で最後に乗ったYR-880形であった。
 
 ◆写真の列車情報◆ YR-882 1512発 216D 荒砥→赤湯
 
 

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