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くりはら田園鉄道鉄道 くりはら田園鉄道線
津久毛 【次の掲載駅】 細倉マインパーク前
杉 橋 Sugihashi
 ●1994年8月 栗原電鉄当時
【購入日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 縦:53mm×横:113mm。車掌より買い求めた、杉橋から若柳までの車内補充券による乗車券。そういえば、この券が有人駅の若柳で回収されなかったのは今もって不明である。でも結果として手元に残せたのだからラッキ~(笑)。
 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 ホームに建つ待合室の出入り口の上部に駅名標が掲示されていた。待合室の室内には時刻表と運賃表も掲示されていたが、いずれも手書きだ。今となっては、この写真では時刻表と運賃表の文字は読み取れないのが少々残念だ。
 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 待合室の全景。屋根は後ろへの片勾配で、簡素ながら左右は均整がとれたデザインとなっている。駅名標左側の蛍光灯がアクセントになっているが、更新したくなるくらいのかなりの年月が経過していた。
 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 駅を出発するM182。
 ちなみにかつて、杉橋駅の石越側には金成町と栗駒町の町境があったが、2005(平17)年に他の8町村(計10町村)と合併して栗原市となり町境ではなくなっている。

 ◆写真の列車情報◆ M182 1037発 細倉マインパーク前→石越

 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 石越側から駅構内の全景を細倉方向へ見る。ホームの石越側はわずかにカーブしているのが判る。ホームへは奥に見える踏切側からアクセスするようになっていた。駅舎は端から無いような気がする。
 この写真だけ見ると周囲には何もなさそうな雰囲気がするが、線路のすぐ左側には住宅が建っており、また右方向にも家が何軒かあり、神社もある。駅で電車を待っている間、近隣で住宅建築が行われていたようで、金鎚で叩く音や電気のこぎりの回る音などが聞こえていたことを思い出す(駅にいて、うるさいと思わない程度の距離は離れていた)。

 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 
駅のすぐ西(細倉)側にある鳥沢川にかかる鳥谷川橋梁。なぜか川と橋の名前が微妙に違う。短いガーター橋を渡る電車。
 ちなみにこの写真は、線路の南側にかかっていた県道4号が鳥沢川を渡る橋の上から撮影したものだが、この橋の名前はずばり「杉橋」である。ただ駅名の由来元は、この橋の名前なのか、当地の地名(現住所は「栗駒里谷杉橋」)なのかは判らない。

 ◆写真の列車情報◆ M153 (時刻不明) 石越→細倉マインパーク前
 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 上項の電車が細倉マインパーク前から折り返して当駅に戻ってきたところ。

 ◆写真の列車情報◆ M153 1137発 細倉マインパーク前→石越
 
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.21.】
 
M153の車内。車内を見回してちょっと驚いたのは、座席の側面だけではなく、座席下部、運転室を仕切る壁の下半分、窓周りがオレンジ色に塗装されていることだ。車内を塗装している電車は他でも見たことはあるが、大抵は淡く彩度を抑えた塗色なのだが、ここまで彩度が高い塗色を使用した一般車輛というのは、私はお目にかかったことはない。ただ車内は木製の部材が使われているので、このオレンジが派手化というとそれほどでもない感じだ。
写真の真ん中にやけに縦長な青焼きの印刷物が吊るされていた。ここに書かれていたのは、沢辺駅でレンタル自転車の営業を開始しましたという内容であった。第3セクターとなった栗電が、今までやらなかった営業活動を取り入れて、少しでも収入を伸ばさなければならないという思いが感じられる。
 
 
 

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