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東日本旅客鉄道 水郡線
磐城浅川 【次の掲載駅】 磐城石川  
里白石 Satoshiraishi
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 水郡線には「奥久慈清流ライン」という愛称が付いているが、久慈川水系に沿っているのは磐城棚倉以南で、同以北は阿武隈川水系(の支流)になる。営業キロにすると、水戸-磐城棚倉 間が90.5kmで、磐城棚倉-安積永盛 間は47.0kmになるので、(下菅谷-常陸太田 間を除く)水郡線の約3分の1は久慈川と関係が無いということになる。
 当駅近くを流れる阿武隈川の支流は社川という。社川は棚倉町内で久慈川水系の檜木(桧木)川という川を分岐しており(逆川と説明されているHPもあるが…)、その分岐点が分水界(分水嶺)のひとつの点になっている。
 
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 1934(昭9)年に磐城棚倉-川東 間が結ばれた水郡線全線開通時に、同時に開業したという駅。1970(昭45)年までは有人駅で、簡易委託駅を経て無人駅化された。写真右には駅舎というか、待合室が建つが、水郡線などで多く見られる簡易形待合室である。建て替え時期は不明。室内には水郡線の無人駅で見ることができるLEDの列車案内表示器が設置されている。駅名のサインボードのデザインは「桜」となっている。
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 駅の入口付近から安積永盛方向を見る。当駅は誕生から一貫して1面1線の棒線配置の駅であったようだ。ホームの高さは東側からアクセスしている道路面とほぼ一緒である。
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 感覚的には線路の西側方向だが、実際には駅の北側を通っている道路からホームを眺める。ホームの郡山側のそばに立つ大きな木(写真左寄り)が印象的だ。
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 ホームの南端(水戸側)のちょっと先に、100kmのキロポストが建つ(写真中央右)。当駅の営業キロも水戸からちょうど100.0kmとなっている。
 
【撮影日:14.10.11./掲載日:18.08.06.】
 駅を出発した上り列車は、まもなく駅の水戸側に架かる阿武隈川水系の社川の短い橋をわたる。農村地帯の真ん中をのんびりと走る列車の様子は、どことなくのんびりした雰囲気だ。周囲の田畑は収穫が終わり、ところどころ土がむき出しになっているところは、いかにも秋の景色だ。この写真も見方によっては、高原を行く列車に見えなくもない。

 ◆写真の列車情報◆ 水スイ E132-5(ほか1輛) 1020発 324D[普通]郡山→水戸
 
 

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