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東日本旅客鉄道 水郡線
里白石 【次の掲載駅】 野木沢  
磐城石川
Iwaki-Ishikawa
 
【購入日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 花で飾られた駅名標。
 水郡線の福島県区間の駅名には、旧国名の「磐城」の名を冠するものが多い。さらに書けば「磐城石川」と漢字1文字違いの駅が近くに2駅(磐城石井・磐城浅川)もある。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 当駅の駅舎は、典型的な昭和中期に建てられた国鉄の小規模拠点駅に見られるコンクリートの平屋造りである。いまでも有人駅で、当駅滞泊の運用が残るなど、拠点駅としての機能を持っている。訪問時は直営駅としての立場で磐城浅川-磐城守山 間の阿武隈水系区間の水郡線全駅を管理していたが、2018年に駅長のポストがなくなってしまい、常陸大子駅の管理下に置かれることになった。
 国鉄時代には、当駅から分岐して常磐線・植田駅を結ぶ路線が計画され、養生線として磐城棚倉ー磐城石川ー植田 間を結ぶ国鉄バス・磐城南線が設定されていた。その磐城南線の路線はその後福島交通に引き継がれたが、掲載日現在はいわき市の市境を超える区間は廃止されてしまった。もし計画通り線路が開通していたら、どのような分岐駅になっていただろうか。でも今でも不思議に思うのは、磐城南線の常磐線側の接続駅を湯本ではなく、なぜ植田で計画したのだろうか。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 駅舎内の様子。窓口と券売機周りはリニュアールの手が入っている。壁の素材を木調としているため、無機的な感じはない。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 訪問日は日中の臨時列車が運転されるということで、改札口のラッチにはその案内が掲示されている。
 当駅は有人駅で、窓口の営業時間は列車の運転時間に合わせて開いたり閉じたりしている。下りの臨時列車(8325D・14:15着/14:31発、訪問時)の場合は上りの定期列車(328D・14:30着/14:31発)との列車交換があるので特に問題ないが、上り臨時列車(8326D・12:46着/12:47発)の場合は列車運転の有無にかかわらずその時間に合わせて窓口が開くように設定されている。これは臨時列車対応ということだけではなく、昼休み時間帯の来客にも対応しているということなのかもしれない。待合室で列車を待っている間、窓口の様子を見ていたのだが、窓口の営業時間外でも駅員がいれば窓口対応してくれるようだ。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 2・3番線から、駅舎と直結している1番線を見る。1番線の安積永盛側だけ上屋が造られている。写真左側には2・3番線とを繋ぐ構内踏切が見える。
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 駅で出発時間を待つ下り列車。当駅は2面3線と余裕のある配置で、他に保線用なのか単に使われていないのかは判らないが、側線が設けられている。当駅は夜間滞泊の列車が1本あるほか、観光用の臨時列車の折り返し(待機)にも対応している。

 ◆写真の列車情報◆ 水スイ E132-12(ほか1輛) 1146発 329D[普通]水戸→郡山
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 昼過ぎの夕立(?)の中、駅に到着した上り列車。訪問日の8326Dは「SUIGUN STAR LINE」仕様のE130系が充当されていた。

 ◆写真の列車情報◆ 水スイ E132-10(ほか1輛) 1247発 8326D[普通]郡山→常陸大子
 
【撮影日:14.06.21./掲載日:18.09.25.】
 撮影時は昼時だったが、にわか雨の影響で周囲がやや暗く、ホームも蛍光灯を点灯させていなかったので、日中でも「SUIGUN STAR LINE」の蓄光シールがほのかに発光している状態を撮影することができた。
 
 
 

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