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東日本旅客鉄道 常磐線
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いわき Iwaki
 ●2021.08.訪問時
  【撮影日:21.08.09./掲載日:21.11.13.】
 2番線ホーム(左)と3番線ホーム(右)に5輛編成のE531系が停車中のところの写真。
 掲載日現在、一部の直通列車を除き、常磐線の多くの列車の多くがいわき駅を終着、始発として運転されている。それはいいのだが、常磐線をいわき駅をスルーして使用するときにいわき駅で乗り換えがする必要がある場合は、ほぼ階段を上下しての乗り換えが伴うのである。場内の到着の信号関係がどうなっているかはよくわからないが、出発の信号関係については、下りが3・4・5番線、上りが1・2・3・5番線からの発車が可能なようである(ちなみに下り本線が4番線、上り本線が1番線、5番線は磐越東線と共用で、6番線が磐越東線用)。そして、上り列車の場合は2番線到着→1番線出発の、下り列車であれば4番線到着→3番線出発の平面接続は可能なようなのであるが、列車の折り返し運転という面では列車のホームの入れ替えが必ず発生することになるようだ。要はその手間を惜しんで、多くが2番線にいわき以南の、3番線にいわき以北の列車の折り返し運転をさせているため、階段を渡っての乗り換えになるという話になっている。まあ駅構内の信号改良というのは手間はかかるのもわかるのだが、現状、いわき以南の日中の常磐線の運転本数は[特急][普通]ともに1時間に1本ずつで、いわき以北側の列車本数は[特急][普通]あわせても以南側の半分以下、しかも震災以来定期の貨物列車は走っていない(ただ泉まで貨物を牽引してきた電気機関車のいわき始発・終着の[回送]はある)ので、列車のホームを入れ替えるにしてもダイヤ上で輻輳が発生しにくい状況なのだから…と思うわけである。よく考えたら車内準備などがあるとはいえ、いわき終着始発の[特急 ひたち]は基本的にホームを入れ替えているんだから、[普通]列車だってできなくも無いと思うのである。乗り換え時間については余裕もあるし、水戸駅ほど移動する人が多いわけではないのだが、なんとかならないのかなぁ。

 ◆写真の列車情報◆ (左) E531系 水カツ K451(写真先頭はクハE531-1001) 521M 638着[普通]水戸→いわき<折返>532M 711発[普通]いわき→水戸
              (右) E531系 水カツ K460(写真先頭はクハE531-1010) 662M 655着[普通]原ノ町→いわき<折返>667M 711発[普通]いわき→原ノ町
 
   
 
【購入日:94.12.--./掲載日:20.11.18.】
 1994(平6)年12月に駅名改称が行われた際に発売された記念入場券。D型硬券の縦の長さをを2倍にした、一種の変形硬券である。上下で新旧駅名が表示されているが、使用期限には変わりがない。
 当駅の駅名変更は、市側の強い要望があったことを一番の理由としているようだが、一般の鉄道利用者が「いわき市へ行くにはどこの駅で降りたらいいのか解らない」という声があったというのも事実だった。平市と他の13市町村(石城郡全域の5市3町4村、双葉郡の一部地域の1町1村の計14自治体)が合併していわき市が成立したのは1966(昭41)年10月のことなので、いわき市の平駅は28年間存在したことになる。
 ちょっとだけツッコミを入れさせていただくと、列車の行き先としては「いわき」と表示されるようになったので利用者にはわかりやすくなったが、面積としていわき市は東京23区の約2倍(=東京都全体の約半分)あるので、降りる駅が違うと全く違う場所に降り立つ羽目になる。どこでもいえることだが、利用するときは少しは調べてから目的地を確認するか、そういう人とドナドナ状態でくっつ行くか、しましょう。
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