東日本旅客鉄道 東北本線 | |
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石 越 | Ishikoshi |
【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 |
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【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 写真は駅の入り口付近を撮影したもの。このときは駅舎全体サイズの写真を撮っておらず、やや心残りだ。JR駅の正面には栗原電鉄の駅が建っていた。 2011年に駅舎が新しくなったが、建屋のサイズはずいぶんと小さくなってしまったようだ。新駅舎になってもみどりの窓口は残されているとのことだが、朝晩は無人化されているとのこと。 |
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【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 かつてはどこの国鉄駅でも見られた名所案内板だが、JRになってからは撤去が進み、掲載日現在ではすっかり見る機会もまれになってしまった。もし石越駅でまだ残っていたら、結構奇跡的だけど。 |
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【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 切妻改造の先頭車を前にした715系1000番台編成が、駅舎側の1番線に入線してくるところ。ホームの木組みの柱は駅舎のリニュアールとともに改築されて、今では見ることができない。 1980年代は地方都市での国鉄ローカル列車の増発が盛んに行われていた時期であったが、増発列車の全てを新製車で賄うには当時の国鉄の台所事情としては厳しい状況であった。そこで電車寝台列車の削減に伴って余剰車が発生していた、581・583系を改造種車とした交直流用の419系と交流用の715系が1984~85(昭59~60)年が誕生した。でもこの電車が登場したときは、ある意味格式のある国鉄特急電車が一般化改造されるということがかなり衝撃的だった。寝台列車も通勤電車も車幅を大きく取ったほうがいいという共通点はあるが、この系列に関しては通勤型や近郊型という言葉には違和感を感じずにはいられなかった。写真の先頭車も食パンと揶揄されたこともあったが、今となっては懐かしい。 ※車輛番号や列車ダイヤは不明。 |
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【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 上項の電車の最後尾は、581・583系の運転台の原型を残した車輛だった。特急名を表示していた場所には単に[普通]としか出されていなかったが、…もしここにちゃんと行先の駅名が表示されていたら面白いのになあ、と思うのは私だけであろうか?(笑) 仙台地区に配属された715系1000番台(4輛編成)は15本で、いずれの編成も青森側の運転台は切妻改造車、東京側は原形車であった。715系1000番台の全廃は1998(平10)年ということで、運用期間は13年ほどということになる。まあ改造種車自体が老朽化がある程度進んでいた車輛なので、これでも長く活躍したほうではないだろうか。 715系の右には、既に車籍を失っていた栗原電鉄のED351の姿が見える。 |
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【撮影日:94.08.27./掲載日:20.10.06.】 写真は、3番線に到着する719系。この当時はまだ正面の窓に編成番号が入っていなかったので、編成は不明。 719系は、715系の登場の直後に製造を開始した211系の交流電車版として1989(平1)年から製造を開始されている。211系に似ているとはいっても外観だけで、座席などの内装や交流車ということで機器とかも当然異なっており、2輛編成で使用できるという運用面も全く別物である。仙台・福島エリアを中心に運用されてたが、意外なのは改軌前の1年ちょっとくらいの間だけの奥羽線の福島-山形 間でも使用された一方、常磐線では震災復旧の段階でしか使用されなかった。 掲載日現在、719系0番台車は2020年3月までの常磐線を最後に、全て運用から離脱している(700番台改造されたフルーティア編成と、別の標準軌の5000番台は掲載日現在も現存)。 ※車輛番号や列車ダイヤは不明。 |
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