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東日本旅客鉄道 東北本線
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矢 幅 Yahaba
 ◆2016年3月訪問時
【購入日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 
 
【撮影日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 矢幅駅は紫波郡矢巾町にある。
 「やはば」で自治体と駅に標記の違いがあるが、"矢幅"のほうが古くから標記されている。駅名はおそらく、駅が旧・南矢幅村の地域に(たぶん)所在し、駅のすぐ北側を流れる岩崎川の北側が旧・北矢幅村であったことに由来するのだろう(一部ネットで南矢巾村・北矢巾村と標記しているところがあるが、おそらく誤り)。ただ日本鉄道が当地に路線を開業した1890(明23)年の直前に、南矢幅村・北矢幅村は煙山村(けむやまむら)と他数村と合併して、新しい煙山村(合併は1889(明22)年実施)となっていた(当時は南矢幅村・北矢幅村よりも旧・煙山村の方に人が集まっていたのだろう)。矢幅駅を設けたのは鉄道開通から後れること1898(明31)年のことであったことを考えると"煙山"駅になっても不思議ではないが、旧・煙山村と駅は離れていたことから、所在地の"矢幅"が選択されたのかもしれない。
 さらに時代が流れて、1955(昭30)年に煙山村が他2村と合併して"矢巾村"が誕生する。現在でこそ"巾"は"幅"略字として使われることがあるが、元来の"巾"は布きれという意味であり、ものの長さを意味する言葉ではないので、漢字成り立ちからすると"幅≠巾"ということになる。地名の漢字は発音を合わせているだけで意味が無い場合も多々あるが、なぜ自治体は合併時に"巾"の字を選択したのかは興味深いところである。しかしその影響なのか、矢巾町となった現在でも、住所標記が「矢巾町南矢幅」となっていたり、駅名を始め、施設名などもいろいろと標記統一がなされていないようである。
 
【撮影日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 こちらは東口の様子。矢幅駅付近の新幹線高架橋はやや低めに造られている。かつてはその高架下に平屋の駅舎が存在したそうだが、2008年に写真のような現在のような形にリニュアールされたとのこと。こうして見てると、高架線を擁した都市圏の駅のようにも見える。
 
【撮影日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 写真は西口の様子。建物の写っている面は階段、エレベータといった昇降設備とトイレを備えた自由通路部分で、駅舎自体はこの建物の裏側に続く、線路とホームの橋上部分となっている。
 
【撮影日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 2番ホーム中央から南方向を見る。矢幅駅は2面3線の構内を持ち、列車は両端のホームをメインに使用している。中央の2番線は、訪問当時で一部の下り列車が発着するのみとなっている。その割りには線路の上面は錆がないので、本数はそれなりに通しているようだ。
 
【撮影日:16.03.21./掲載日:16.05.10.】
 北上から折り返してやってきた、IGR7000形4輛による乗り入れ車。この直前の運用の2522M[普通]北上ゆきはIGR線内からの直通(いわて沼宮内 発、IGR線内も列車番号は同じ)だが、折り返しとなるこの2525M[普通]はIGRへの直通とはなっておらず、盛岡どまりとなっている。
 電車の横には525kmのキロポストが見える。ただ矢幅駅の東京からの営業キロは525.1kmとなっており、駅舎もこのキロポストよりは北側にある。

 ◆写真の列車情報◆ IGR7000系 [4輛編成:編成番号不明] 944発 2525M[普通]北上→盛岡
 
 

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