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IGRいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線
小繫 【次の掲載駅】 一戸  
小鳥谷 Kozuya
 ●2016年03月 訪問時
【購入日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 番号:0898
 
【入手日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 スタンプのデザインは、藤島の藤と朴舘(ほおのきだて)家住宅。
 藤島の藤とは、小鳥谷小学校の東隣にあった仁昌寺にあった天然の藤の木のことで、天然記念物に指定されているとのこと。ちなみに駅構内にも藤棚が造られている。
 朴舘家住宅は江戸末期に建てられた茅葺きの寄せ棟造りの家で、現在重要文化財に指定されている。スタンプの家はごく普通のかやぶき屋根の家に見えるが、実物は屋根部分が1階の見える部分の3、4倍の高さがあり、写真で見るだけでも屋根の大きさは圧巻である。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 難読駅にもなっている小鳥谷。どうして鳥を「ず」と読ませたかなぁ…。
 でも世の中にはこの漢字を充てて、「こずや」または「こすや」と読む苗字の方がいらっしゃるらしい。

 ◆写真の列車情報◆ 青い森701系 [2輛編成:編成番号不明] 1201発 4526M 八戸→盛岡
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 当駅の駅舎も、白い壁に青い屋根のIGR仕様となっている。駅の出入口の長さが違い、板の配向が異なる2枚の庇がユニークだ。
 ちなみに駅前には岩手県北バスとJRバス東北が乗り入れているが、ともに本数は僅かだ。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 ホーム側から見た駅舎。屋根の下につく庇が大柄で目につく。ホームは嵩上げ工事が行われたようで、駅舎とホームとでレベルが合っていない。しかも工事の影響で駅舎前のホームは幅が狭くなってしまっている。
 この写真では判らないが、駅舎の左側に藤棚がある。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 訪問時のIGRの有人駅の中で、小鳥谷駅の営業時間は御堂に次ぎ二番目に短い(7:30-12:00)。
 ちょっと写真では判りにくいが、写真右側に地元の人が作成した作品がいくつか置かれていた。その中に、格闘ゲームの「鉄拳」に出てくる"木人"そっくりな2体の人形の作品があった。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.17.】
 ホームの配置は2面3線の構造。中線となる2番線は、一番列車となる当駅始発の八戸線直通・鮫ゆきの折り返しに使われるのみらしい。
 跨線橋の島式ホームは盛岡側と八戸側の双方に降りられるような構造になっているが、写真のように八戸側の出入口は塞がれている。ホームは長大なままだが、行き交う旅客列車は短編成になったための措置だろう。でもただ単に戸板で塞いだのではなく、当駅にも植えられている藤の木の花を描いたところが面白い。
 写真の左側には馬淵川の支流、平糠川が流れている。もうちょっと草木の緑が増えて、天気が晴れていれば、少しこの駅でぼーっとしているのもいい感じかもしれない。ちなみにIGR線のサミットとなる十三本木峠付近から当駅までは、そのさらに支流の小繫川と併走しているが、奥中山高原駅の北側(十三本木峠の南側)で一度、平糠川の上流部と出会っている。
 
 

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