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IGRいわて銀河鉄道 いわて銀河鉄道線
小鳥谷 【次の掲載駅】 二戸  
一 戸 Ichinohe
 ●2016年03月 訪問時
【購入日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 番号:1011
 
【入手日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 スタンプの絵は御所野縄文公園。御所野縄文公園は21世紀に入ってから整備された歴史公園だそうだ。
 駅の近くには「御所野遺跡を世界遺産に」みたいなスローガンが出ていたが、正直私は御所野遺跡という存在をこの日まで知らなかった。で、このスローガンの所以を調べてみたら、南北海道から秋田北部・岩手北部までに点在する複数の縄文遺跡を「遺跡群」として世界遺産の登録を目指しているというものらしい。遺跡の中には、特別史跡とされている青森の三内丸山遺跡や、秋田の大湯環状列石といった知名度のある遺跡も含まれている。
 
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 一戸駅の駅舎であるが…、この外観はどうみてもコンビニエンスストアーの"MINISTOP"である。元来は純然たる駅だったと思われるが、駅であることを示す「一戸駅」の表示は掲示されているものの目立ってはおらず、これではコンビニに乗っ取られてしまったようだ。中の方は、元のキヨスクがあった部分にコンビニが入居いているという形になっている。
 かつては上野発の特急列車も止まった駅であるが、新幹線ができ、でも新幹線は止まらず、しかもJRから切り離されてしまった駅の処遇がこのようなものとは寂しいものだ。しかし、このようにしてでも生き残りを図らなくてはならない地域の駅の実情を感じることができる。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 駅舎とホ-ムは地下通路で繋がれている。通路はホームの北側と南側に繋がっているが、北側の階段はパイロンが建てられて通せんぼされている。パイロンには「こちらには、下りの始発(6:40鮫行き)のみ停まります。ほかの列車は、停まりません。」と貼り紙がされている。長大編成が停車しなくなったことがこのパイロンが立てられた理由であろうが、別に6:40[普通]鮫ゆきは長大編成でもないし、一戸始発の列車でもない(小鳥谷始発)のに、なにゆえひとつの列車だけが通れる措置になっているのか不思議である。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 ホームは島式ホームがひとつあり、下り側に側線が1本あるだけというシンプルな形だ。しかし構内は広々としている。かつて奥中山越えの基地として置かれていた一戸機関区の名残であろう。
 
【撮影日:16.03.20./掲載日:16.06.20.】
 停車中の4529M[普通]八戸ゆき。

 ◆写真の列車情報◆ IGR7000系 [2輛編成:編成番号不明] 1313発 4529M 盛岡→八戸
 
 
 

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