駅名標の後ろには、バナナっぽい木が。南国ムード漂う風景がちょっと不思議な感覚にさせる。
それにしても、駅名の上に書いているサブタイトルが「予土線接続駅」とは…、他の駅に比べてひねりが無い。予土線利用者にはあまり関係が無いし、ネーミングが土佐くろしお鉄道側からしか見ていないことが残念。
プラットホームは1面で線路も１つというシンプルな配線である。緩く湾曲した線形にホームが配置されていることが判る。駅舎は存在しなかった。
ホームへは、右に切れてちょっとだけ見えているスロープからアクセスするようになっている。この写真を撮るときに、ホームから線路側をちょっと渡ってしまったのだが…こういうことをしてはいけませんね。反省しています。現在は線路側に出られぬようにフェンスが建てられているようだ。
待合室の中に掲げられた土佐くろしお鉄道とJR四国の時刻表と運賃表。
若井を出発した中村線316D。私はこの列車に乗って当駅で下車した。
駅の周辺は高原地帯といった雰囲気だ。このあたりは標高200mほどの土地だが、全長200km弱の四万十川にとっては中流域であり、最も近い海岸線からは10kmと離れていない。
到着する予土線4839D窪川発 宇和島ゆき。私はこの列車に乗って若井を出発した。