内子は、22D[特急]しおかぜ22号から、待ち合わせ中の644D[普通]伊予市ゆきに乗り換えるために利用したのだが、その時間は4分しかなかった。駅舎の写真を撮っている時間はなかったのに、一度改札を出て入場券を買っている時間はあったんだ…。
内子線は、今のように幹線として機能する前はローカルな一支線で、あまり注目度も高くなかったように思う。予讃線とつないで使用する計画を知らなかった子供の頃は、子供心ながら結構な赤字路線なんだろうなぁとは思っていて、いつかは廃止されるかもしれないとさえ思っていた。
両端を予讃線と接した現在でも、内子線は地方鉄道線の位置づけであり、幹線の取り扱いではない。予讃線とつながったときに線名を改称し統一するのかと思いきや、そうならなかった。お金の問題が第一にあって仕方ないのだろうとは理解できるが…、でもちょっとやっていることはせこいと思ってしまう。
内子は2面3線の高架駅。このときは、22D[特急]しおかぜ22号と644D[普通]の他に、写真の下りの1061D[特急]宇和海11号も停車しており、全ホームに列車が停車している状態だった。
