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松浦鉄道 西九州線
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伊万里 Imari
 ●2011年11月訪問時
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 当駅の駅名標に入るイラストは、予想に違わず伊万里焼の壺となっている。
 それにしてもこの駅名標には、JR側の隣駅の名前も見える。しかしながら現在JR駅と松浦鉄道の駅は分断されており、直通運転は不可能となっている。駅の分離は2002(平14)年に実施されたとのこと。駅の分断は乗り換えという意味でも不便になってしまい、鉄道の価値を下げてしまったように思えてならない。いずれにしても直通運転の再開手段や非常手段を失ってしまったことは悲劇的で、伊万里につながるどの路線も廃止されていないことを考えるとなおのことである。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 かつてはひとつの駅であったが、現在は松浦鉄道西九州線とJR筑肥線は道路によって分断され、両線の直通運転は叶わぬものとなっている。この駅を分断している写真左に見える道路は県道240号線で、その名も伊万里停車場線という。何か皮肉めいたものを感じてしまう。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 これはカメラを下に向けているときに間違えてシャッターを押してしまったものではなく、ちゃんと意図して撮影したものである(笑)。これはホームのアスファルトを撮影したものであるが、よく見てみるとやけに白い欠片状のものが混ざっていることに気がつく。しかも欠片の中には彩色が施されたものもあることが判る。ということは、この欠片は伊万里焼ということになるようだ。割れ物や売れ残った焼き物を破砕して、アスファルトに混ぜてリサイクルしたということになるのだろう。
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 松浦鉄道の伊万里駅は2面3線と余裕がある。西九州線は当駅スイッチバックする線形になっているが、現在は有田方面と松浦・佐世保方面を直通する列車は設定されていない。
 伊万里駅は市街地に中にあり、周囲は商業地と住宅地が混在している。市街地は特に込みいった印象がないのだが、4階以上の高層の住宅が数棟建てられているのはちょっと意外な感じがした。

 ◆写真の列車情報◆ MR-600形 MR-617 957着 312D[普通]佐世保発→339D 1036発[普通]佐世保ゆき
 
 
【撮影日:11.11.04./掲載日:21.01.21.】
 駅の西側には留置線がある。そこにはMR-501とMR-602が休憩中であった。結局この松浦鉄道訪問では、MR-500形が稼働している姿を見ることはできなかった。
 
 ◆写真の列車情報◆ [左]MR-500形 MR-501 [右]MR-600形 MR-602
 
 
 

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