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JR北海道 日高本線
大狩部 【次の掲載駅】 静内
節 婦 Seppu
 ●2009年10月訪問時

撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 私が訪問した当時、節婦の駅舎はいわゆるダルマ駅(貨車駅)だった。2010(平22)年中の何処かの時点で真新しい簡素な待合室に建て替えられたということらしいので、撮影時点で貨車駅舎は余命1年ほどということになる。駅舎の横に見える駅名標だが、建て替え後も同じ場所に残っているようである。
 私は節婦の駅へは大狩部駅から歩いてやってきた(理由は列車の乗り継ぎ予定で2時間もの空白があったため)。節婦駅は町中にあった。駅の後ろに見える住宅とかもそれほど経年しているようには見えないし、他の住宅も結構あるのだが、商店街のようなものは近隣に見当たらなかったせいか、どことなく寂しい感じが漂っていた。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 車賞車の中に貼られた運賃表と時刻表と、その他諸々の掲示物。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 ホームの上に「せっぷ」と書かれた石が鎮座していた。私はこの石を勝手に「せっぷ石」と名付けることにした(笑)。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 駅に到着する苫小牧発2227D[普通]様似ゆき。車輛の左側に「せっぷ石」が見える。
 節婦駅のホームは、構造上は島式ホームである。元交換駅ということが判るが、駅舎側の線路が剥がされてから既に長い時間が経過している。

◆写真の列車情報◆ 札トマ キハ40 351 1137発 2227D[普通]苫小牧→様似
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.27.
 先の項でも書いたように、私は節婦駅へは大狩部駅から国道を歩いてやってきたのだが、その途中で「節婦」の駅接近の表示札を写真に撮った。周りの風景を見ても判るように、日高本線のこの前後の区間は海に寄り添って線路が敷設されている。大海原を車窓から見るには絶好の場所ではあるが、このようなロケーションが仇となることもある。2015年冬に厚賀-大狩部 間で発生した大時化による護岸崩壊が原因となった日高本線の長期不通も、起こるべくして起きてしまったといえそうだ。
 
 

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