HOME北海道JR北海道日高本線

JR北海道 日高本線
苫小牧 【次の掲載駅】 大狩部
鵡 川 Mukawa
 ●2009年10月訪問時
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 印刷された○ムのマークが、無人駅だという証拠だ。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 鵡川の駅舎は立派な木造の建屋である。駅舎には駅名も見えるが、「むかわ交通ターミナル」の文字も見える。鉄道駅だけでは無く、バスの待合室も兼ねている。これで無人駅だというのだから、もったいない。それにしても高く聳える携帯電話のアンテナがやけに目立つ。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 鵡川駅は、小規模ながらも運転上の要衝となっているが、私が訪問した半年前の4月に無人化されてしまっていた。無人駅にしては窓口周りが綺麗に保たれていると思っていたが、そのような経緯があったとなれば何となく理解もできる。
 窓口上部にある大きなボードは、日高本線と道南バスとあつまバスの時刻表である。カウンター前には簡易タイプのJRの切符券売機が置かれていた。鵡川駅では以前はキオスクの営業もあったそうだが、それも今はない。
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 写真は到着した様似発2232D[普通]苫小牧ゆき。ホーム上を乗客が歩いているが、こちらは当駅で交換する下り2223Dからの乗客である。…うーん、列車番号が似通っている。

 ◆写真の列車情報◆ 札トマ キハ40 353 1445着/1450発 2232D[普通]様似→苫小牧
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 2輛編成で到着した2223Dは、鵡川で後ろの1輛(写真右)が切り落とされる。前の車輛(写真左)は7分の停車の後、様似に向けて出発する。
 残された1輛は40分の停車の後、折り返し4234D苫小牧ゆきになる。4234Dは土休日運休の列車で、浜田浦と浜厚真を通過する、通学用に設定されているような列車である。この後私はこの4234Dに乗ることになるのだが、高校生の姿は2人くらいしかいなかった。時期的に高校では定期考査が行われている頃ではあった。

 ◆写真の列車情報◆ 札トマ キハ40 352+354 1448着/1455発 2223D[普通]苫小牧→様似 (キハ40 354は当駅折返)
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 1番線ホームから、オフセット配置になっている2番線方向(苫小牧方面)を見たところ。2番線に停車しているのは上項で説明した4324D。2223Dが去った後も、車輛は構内踏切側に寄せることなく停車したままである。
 この景色からかつては2番線のホーム反対側にも線路があり、側線もあったことが容易に想像できる。昔は折り返し運転や待避の他に、分岐していた旧富内線の運転の扱いもしていた時代があった。

 ◆写真の列車情報◆ 札トマ キハ40 354 1528発 4234D[普通]鵡川→苫小牧
 
撮影日:09.10.15./掲載日:15.05.22.
 駅前のロータリーに停車中の道南バスの穂別出張所前ゆき。このバスが一応、かつて日高町まで線路を繋いでいた旧国鉄富内線の代替バスという位置づけになるのだろう。
 写真の右側にはバス停のポールが3本見えている。左から鵡川町営バス、道南バス、あつまバスの順である。それにしてもあつまバスのポールは壊れていて、路線が廃止されてそのまま放置されているのかとも思える状態だった。でも駅舎内はバスの時刻表はあったので、現役のポールではあることには間違いない。今はこのポールは修繕されているのであろうか? それはさておき、私は最初「あつまバス」という会社を、あ"づ"まバスと誤読していた。あつまバスは厚真町を起点に苫小牧方面を中心にいくつかの路線を持つ会社である。
 
  

▲このページのTOPへ戻る