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豊橋鉄道 渥美線 
新豊橋 【次の掲載駅】 柳生橋
花田(信号所) Hanada SS
  2013.10.04.訪問時
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.16.】
 訪問時現在は新豊橋側から三河田原側へ本線から分岐するポイントがひとつだけあるものの、その先の線路は車輛を留置させるほどの充分な線路長もなく、架線も撤収されている。かつては柳生橋駅手前まで線路が伸びていて、1500V昇圧時には車輛の留置に使われこともあったようだが、訪問時では構内も含めて線路はすっかり錆び付いていた。右側の線路の上空には架線も残っているが、おそらく通電もされていないものと思われる。何でこんな広い場所が残されているのだろう、と思って訪問後に調べてみると、推測ではあるが、渥美線に平行する数線分が豊橋鉄道のもので、その更に写真右側はJRの持ち分のようである。いずれにしても言えるのは、もはや信号所といった体ではなく、定点といった感じである。
 ちなみに初代の新豊橋駅であった花田駅は、当地よりも新豊橋側にある、みなと大通りの跨線橋の東側の橋脚付近にあり、2008(平20)年に新豊橋駅の路線の付け替え工事が行われるまではホームの残骸が残っていたという。
 
【撮影日:13.10.04./掲載日:20.08.16.】
 信号所を通過する椿編成。 「椿」という字には別に"珍しい"という意味もあり、「珍事」を「椿事」と書き表すこともある(※但しこれには、椿の"日"の部分が"臼"となっている漢字を使った、樁事[とうじ・出来事の意]という言葉の誤用から派生した意味という説がある)。だから、写真の編成を"椿編成"と書くと、これは珍編成なのか、とも思ってしまう(笑)。
 写真を撮影した場所は、線路の傍らは細長い駐車場となっている。この場所を国土地理院の地図・空中写真閲覧サービスから様子を探ると、かつては奥側から私の撮影位置方向に分岐する線路があり、少なくとも2本の貨物線があったようだ。

 ◆写真の列車情報◆ 1800形 1808F[椿・写真先頭車はク2808] 946頃通過[普通]新豊橋→三河田原
 
 

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