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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
舌山 【次の掲載駅】 栃屋
若 栗 Wakaguri
 ●2018年10月 訪問時
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 ホームには嵩上げされた痕跡が。1943(昭18)年に黒部鉄道が富山地方鉄道へ合併されているが、当時の黒部鉄道の車輛の車高がいかに低かったかが窺い知れる。
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 若栗駅には駅舎無く、写真の建屋はどちらかというと待合室になる。ただその待合室も年代物である。とはいえ2004(平16)年には建物の修繕の手が入り、大切に使われているようだ。入口のスロープに新しく盛られたコンクリートや手すり、自転車置き場などもその時の補修で行われたものであろうか。
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 上市側にある踏切から駅構内を撮影。ホームの側面を見ると嵩上げされたり、延長したりと痕跡を見ることができる。また線路が2本と複線幅の架線柱見え、左側が現役の線路である。右側にある線路については列車交換設備とも貨物側線とも、ネット上では意見が二分しているようだ。貨物側線だとした場合、何を運んでいたかはよく判らないが、おそらく農産物だろうか。
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 待合室部分を線路側から見る。様子をこれだけみると、トタンが曲がっていたり錆びたりしていてやや疲れが見えるが、古い建屋という味が出ている。左に見える、波板ボードに掲げられた駅名標は、隣の駅の表記が漢字であった。
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 待合室の中の様子。椅子に座布団が置かれているのは地鉄の駅ならでは。室内は整理もされている。掲示板の周りは木の枝に彩色したものが飾られており、また奥には少年漫画雑誌が置かれた本棚があり、他にも何枚か絵も飾られている。おかげで寂しい感じになりがちな待合室が多い中、当駅の待合室は飾りもゴテゴテとされているわけでもなく、明るく暖かさも感じられて好感が持てる。
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 駅を出発した14760形の下り電車。日もだいぶ傾いてきており、運転台の片面の窓には空の様子が綺麗に反射し映し出されていた。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #3 モハ14766(+モハ14765) 1640発 143[普通]電鉄富山→宇奈月温泉
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.05.04.】
 富山地鉄での駅訪問、初日は当駅で終了。写真の電車に乗って富山駅近くのホテルへと向かった。

 ◆写真の列車情報◆ 10030形 #3 モハ10046(+モハ10045) 1651発 152[普通]宇奈月温泉→電鉄富山
 
 

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