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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
愛本 【次の掲載駅】 音沢
内 山 Uchiyama
 ●2018年10月 訪問時
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 駅舎の出入口部分を見てみると、倉庫のような雰囲気である。奥にある部分は駅舎らしい佇まいなので、何か急拵えで手前側に建て増したような雰囲気が感じられる。
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 駅舎内の様子。当駅も窓口がベニヤ板一枚でやっつけ仕事的に塞がれた状態ではあるが、雑という感じはしない。これは掲示物が比較的整理されて貼られているということもあるのかもしれない。天井を見ると複雑に高さが変わっている。このあたりは増築の影響だろうと思うが、それにしてももうちょっとうまく処理できなかったのものだろうかと思ってしまう。
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 上りホームから駅舎を見る。出入口と待合室のある、駅舎の赤く錆びた左側が延長された増築部分と思われる。それはいいのだが、右側の青い屋根部分の元からあると思われる駅舎部分については充分な大きさがあり、構造的にこのオリジナル部分に待合室があってもおかしくない気がしないでもない。
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 上りホームに立つ待合室。壁などの板のめくれ具合などを見ていると、かなり老朽化が進んで、ボロといわれても仕方ない状態だ。でもなんか見れば見るほど味がある佇まいだよなぁ、と感じてしまう不思議な建物である。
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 上市側にある一般の踏切より構内を見る。当駅には何番線という標記を特に見なかったのだが、地鉄ルールに従えば、写真右側の直線となっている電鉄富山方面の上りホームが1番線、そして分岐側となっていて、直接駅舎とつながっている宇奈月温泉方面の下りホームが2番線ということになるのだろう。
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 駅を出発した宇奈月温泉行き。駅を出発するとすぐに、列車の左に見える勾配標でも判るように25‰の勾配が始まる。まさに山岳路線である。勾配標の左に線路終端の標識が見えるが、当駅にはなぜか宇奈月温泉側だけに安全側線が設置されている。地鉄の線路で安全側線を置く列車交換駅というのは珍しい部類に入る。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #4 モハ14768(+モハ14767) 1434発 237[普通]電鉄黒部→宇奈月温泉
 
【撮影日:18.10.06./掲載日:20.04.21.】
 [特急 うなづき]が駅を16010形が通過していく。そういえば西武時代の5000系だった時代も山岳線との西武秩父線の線路を往復していた。因果は巡るということか(笑)。ただ西武秩父線は1969(昭44)年に開通した近代的な設備で建設されたが、こちらは大正後期に建設されたローカル線の雰囲気の中を往く。
 でも、"ローカル線の雰囲気"という言葉はノスタルジックな感じを誘う良い雰囲気で使われることもあるが、厳しい経営環境に置かれているという意味を裏腹に持っているということを忘れてはならない。

 ◆写真の列車情報◆ 16010形 #2 モハ16014(+クハ112+モハ16013) 1453頃通過 UN10[特急うなづき10号]宇奈月温泉→電鉄富山
 
 

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