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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
新庄田中 【次の掲載駅】 越中荏原
東新庄 Higashi-Shinjō
 ●2018年10月 訪問時
【入手日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 かつては電鉄富山側に西新庄という駅があった。しかし2014(平26)年に旧・西新庄駅からほど近いところにできた新設駅は新庄田中駅を名乗った。このあたりの経緯はよく判らないが、東西駅名のペア復活とはならなかった。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 当駅の駅舎の特徴は、出入口の上にある大きな四角形の面である。四角形は四角形なのだが、菱形ではないし平行四辺形でもない何とも説明の難しい左右対称の四角形はインパクトがある。建物全体の壁面はコンクリートで仕上げられているが、屋根には瓦が葺かれており、デザイン的にアンバランスに見える。でもこのアンバランスがなんとも面白い。でもこのおでこの中はどうなってるのでしょうねぇ…。駅舎の右側の壁の上部には、小さいながらも「HI GA SHI SHI N JŌ」と、一音節ごとにスペースを空けて文字が貼られている。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 当駅は平日の7:00-20:00に駅員が配置される。訪問日は休日だったので無人であった。改札口にはカードリーダーが設置されているが、無人時間帯は車内整理券対応になり使用できない。無人の時こそカードリーダーの出番のような気がするのだが、無人駅での降車時の改札作業が、きっぷは運転士に、ICカードは改札口とバラバラになると無札ですり抜けができてしまうので、それを防いでいるのであろう。
 窓口上部には何やら模造紙が貼られている掲示板があるが、ここには運賃表が掲げられている。かつては模造紙の上から紙で印刷された新しい運賃表が貼られていたこともあったようだ。訪問時には右上部分が剥がれ掛けており、そこから筆書きの縦書きの白文字で、電鉄富山から上市までの駅名の一部の文字が見えた。しかし改訂年月日や運賃の数字までは見えていなかったので、いつくらいのものかは判らなかった。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 構内踏切から電鉄富山方向を見る。左の上りホームを見ると、手前側(上市側)の半分くらいがホームが新しく補修され、屋根も新しいものとなっている。これはホームのどこかの場所で陥没してしまい、復旧工事の際にスロープを設けてバリアフリー化したとのことだそうだ。とはいっても下りホームはそれに合わせてバリアフリー化しているわけではないので、片手落ち感が否めない。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 上りホームから上市方向を見る。駅舎出入口の特徴ある四角い額が見える。
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 「立山あ-とれいん2018」のヘッドマークを掲げた14760形の新塗装編成。「立山あーとれいん」は中吊り広告のスペースに町内の自然や風景を捉えた写真が掲示された、車内を美術館に見立てた列車で、2014(平28)年から春~秋の期間で続けられているとのこと。ヘッドマークには雷鳥をモチーフにした立山町のキャラクター「らいじぃ」と孫娘の「らいらい」のイラストが描かれている。立山町のヘッドマークのデザインは毎年変えられているとのこと。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 第4編成 モハ14767(+モハ14768) 1631発 142[普通]宇奈月温泉→電鉄富山
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.05.26.】
 当駅は[特急]停車駅ではないのだが、交換する列車が遅れているのか[特急]が減速して入線してきた(写真左の列車)。そこに交換相手の[普通]列車(右の列車)が姿を現した、というのがこの写真の状況。予定外であったであろうが、この時[特急]は数秒だけ運転停車し、すぐに出発した。

 ◆写真の列車情報◆ [左]10030形 第6編成 モハ10041(+モハ10042) 1640頃運転停車? TY4[特急 たてやま4号]立山→電鉄富山
              [右]10030形 第7編成 モハ10044(+モハ10043) 1640発 1045[普通]電鉄富山→上市
 
 

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