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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
電鉄黒部 【次の掲載駅】 荻生
東三日市 Higashi-Mikkaichi
 ●2018年10月 訪問時
【入手日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 駅舎の外観。写真の右側の2階の壁の面に駅名が掲示されているが、駅名を読みやすくするためだろうか、上部が倒したように前にややせり出ている。その上に小さな庇があり、駅の格調を醸し出しているようである。建物全体は一見、こういうオリジナルの駅舎かなと思わせるが、もともとは直方体の建屋で、一階のレンガ模様の壁の部分は後に拡張した部分のようである。
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 当駅は基本的に無人駅となっているが、平日の朝のみ(7:00~8:30)は有人改札となるようだ。とはいっても窓口は開かないという。窓口の前には、時間有人駅で見られる乗車駅証明書発行機が設置されている。
 この待合室を見ていて、窓口が改札口側に三角形に張り出しているのが面白い。室内の天井を見ると、自動販売機が設置している箇所の天井が低いことが解る。この駅舎は何度か改修されているということなので、駅舎外観の写真と合わせて見ると、この左側の天井の低い部分が後から足されて部屋を拡張したところなのだろうと想像できる。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 ホームの天井を見てみると、木板が張られていることが解る。外から見るとただ庇が張り出しているだけなので、このように天井裏を隠すような造りになっているというのは駅ホームでは珍しい気がする。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 駅構内は棒線配置であるが、敷地を見るとなんだか列車が交換できそうなくらいの形状と幅があることが解る。そこで交換設備があったという事実があったか探してみたが、なかなか見つからなかった。そうしたら意外にもというか、安直にもWikipediaに1926(大15)年冬に撮られた黒部電鉄時代の写真が載っており、待避線とホームに待合室がある2番線ホームの姿が映し出されていた。ただホームがそれほど長くないように見えることから、富山電気鉄道成立後の早い時期に廃止されたのではないかと推測される。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 駅を出発した14760形。当駅は黒部市の中心部にあることもあって、線路と建物の距離が近い。
 
 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #2 モハ14763(+モハ14764) 951発 128[普通]宇奈月温泉→電鉄富山
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.05.20.】
 駅に到着した、上項とは色違いの14760形。ホームには乗降位置を示したと思われる白い三角形が書かれているが、乗車位置を表したものだろうか? でも地鉄の車輛は形式によって乗降位置が違うはずである上、基本的に無人駅でワンマン方式の乗降が行われている時間の方が長いことから、おそらく今では役に立っていないのでは無いだろうか?
 
 ◆写真の列車情報◆ DSC04309 14760形 第5編成 モハ14769(+モハ14770) 1003発 121[普通]電鉄富山→宇奈月温泉
 
 

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