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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
早月加積 【次の掲載駅】 西魚津
越中中村 Etchū-Nakamura
 ●2018年10月 訪問時
【入手日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 当駅は滑川市内にあるが、滑川市内の駅(富山地鉄、あい鉄)の中で唯一"滑川"か"加積"の名前がつかない。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 当駅は1935(昭10)年12月に終端駅として開業する。しかし僅か半年後の1936(昭11)年6月に電鉄魚津まで延伸開業した為、終端駅だった期間はほんの僅かだった。とはいえ、現在でも周囲にあまり住宅があるような場所ではない所を一時的にでも終端駅としたのは、隣の西魚津との間に剱岳を源流とする早月川の鉄橋の架橋が影響していたのではないかと思われる。
 開業当初は「早月」という名前駅であった。開業当時は現在の早月加積駅はなかったということもあるが、早月加積村唯一の駅だったことと、早月川の左岸にあったことが命名の理由であろうと思われる。1950(昭25)年3月に早月加積駅が開業すると、当駅は現在の駅名に改名される。中村は当地の地名ではあるが、1889(明22)年の早月加積村の合併成立以前は「中村」というひとつの村であった。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 かつては駅舎があったそうだが、現在はホーム上に待合室が建つ。でも付近に駅の存在や入口を示すような表示類は見なかった。でもこの待合室の'ポツンと感'で、遠くからでも何となく駅があるのかなーというのが判る感じではある。でも雰囲気は北海道の鉄道でよく見られる風景に共通するものを感じる。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 ホーム側から待合室を見たところ。写真の奥方向が上市・富山側となるが、ここからあい鉄の東滑川駅を臨むことができる。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 待合室の中のベンチには座布団が置かれている。この感じは地鉄の多くの駅で見られる情景だ。このベンチの左手前には駅ノートがファイルケースに入って置かれており、壁にはアニメ映画「未来のミライ」に関する掲示が貼られていた。映画ではこの待合室の中のシーンも描かれている。変わったところでは、当駅にはトイレがないので、当駅から富山側へ500mほど行った場所にあるあい鉄の東滑川駅のトイレを利用する案内が貼られていた。
 
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 なぜか待合室の中に駅名標が。外に立てられている駅名標の部分と同じ大きさである。こちらは多少でこぼこしているが、外のものより状態は良い。しかし何故ここにこの状態であるのか理由がわからない。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 ホームの上市側から宇奈月温泉方向を見る。
 当駅は、訪問年と同年に公開されたアニメ映画「未来のミライ」の中で(異世界上のJR根岸線の)磯子駅のモデルとして登場したとされており、この写真の画角は幼稚園生の主人公がこの駅にやってきたときのワンシーンとして使われている。劇中では単線の棒線駅とされているのは変わりないが、あい鉄線の複線線路部分は描かれていない。また映画では当駅からJRE233系の電車が異世界の東京駅へ向かって主人公を乗せて出発していった。当駅を磯子駅のモデルとして使ったということは映画製作サイドから公式の発表は行われていないが、待合室の中には「未来のミライ」に関する資料などが置かれており、プチロケ聖地化されていた。ちなみにこの映画の監督・細田守氏の父親は富山地鉄の社員だったそうだ。
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 駅を出発した下り列車。写真の左側、あい鉄線側の向こう側には畑が広がっているが、その一部は富山名物ともいえるチューリップ畑となっているそうだ。

 ◆写真の列車情報◆ 10030形 #6 モハ10042(+モハ10041) 1427発 139[普通]電鉄富山→宇奈月温泉
 
【撮影日:18.10.07./掲載日:20.03.24.】
 駅に到着する上り列車。当駅のホームは雑草がかなり生えており、地鉄の駅ではある意味珍しい。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #2 モハ14764(+モハ14763) 1456発 142[普通]宇奈月温泉→電鉄富山
 
 

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