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富山地方鉄道 本線(鉄道線)
越中舟橋 【次の掲載駅】 上市
相ノ木 Ainoki
 ●2018年10月 訪問時
【入手日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 "相ノ木"という地名について現在の地図を見てみると、当駅の北側に「相ノ木新町」という新興住宅が建ち並ぶ地域があるが、住宅開発される以前は別の地名だった可能性が高い。ただ他に相ノ木を名乗る地名が無いため、この名前の由来が気になった。調べてみると、かつて富山地鉄の線路の北側の(掲載日現在の)上市町の西端の部分が15村が合併して1889(明22)年4月に成立した「相ノ木村」であったことが判った。ただ合併以前の15村の中に相ノ木を名乗っていたか、それに関連しそうな名前の村が存在したわけではなく、どのように決められた名前のなのかがよく判らなかった。相ノ木村が上市町へ合併されるのは1954(昭29)年4月のことになる。ちなみに明治の合併以前の15村の地名は、掲載日現在でも全てが住所表記として残っている。
 一方当駅の歴史は、1931(昭6)年9月の開業に始まるのだが、その駅は現在の新相ノ木駅の西100mの場所で現在地と異なっている。しかも当初は地区名(旧15村の名前にも見える)の「経田」を名乗っていたが、1936(昭11)年10月に同じ路線上の下新川郡経田村内に掲載日現在の経田駅が開業すると、当駅は「相ノ木駅」に改名された。1944(昭19)年5月に相ノ木駅は廃止になるが、1949(昭24)年4月に掲載日現在の位置、初代の駅から700mほど西に移動して相ノ木駅が復活開業する。ただ現在の相ノ木駅の位置は、開業当時は上市町の旧・音杉村の地域に所属しており(1941(昭16)年4月に合併済み)、相ノ木村の中ではなかった。
 いろいろ調べてみると、当駅は複雑な経緯があったということだけはよく判った。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 当駅には駅舎が無く、ホーム上に簡易な待合室が建つ。
 ちなみに当駅は、虫刺され、かゆみ止めの「ムヒ」でおなじみ、池田模範堂の本社と工場の最寄り駅である。また駅の西(電鉄富山)側には北陸自動車道の高架・築堤が地鉄線の上空を横切っている。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 当駅に至る道路は、駅西側にある踏切から線路沿いに歩いてくるルートの他に、駅の北側から住宅地の中を突き抜けるルートがある。ちなみにこちらの写真の入口にはなぜか駅に併設されている駐輪場への標識だけが立つ。どちらのルートも入口となる箇所に駅があることの標識や目印も無く、まさに地元ユーザーのためにあるような駅である。
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 駅を出発し、駅東(上市)側もある道路跨線橋をくぐる14760形。細い架線柱がいかにも地方私鉄という感じだ。

 ◆写真の列車情報◆ 14760形 #1 モハ14761(+モハ14762) 1426発 1039[普通]電鉄富山→上市
 
【撮影日:18.10.08./掲載日:20.01.23.】
 駅を出発した上りの10030形。駅の南側は畑地が広がる。

 ◆写真の列車情報◆ 10030形 #3 モハ10035(+モハ10036) 1436発 140[普通]宇奈月温泉→電鉄富山
 
 

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