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蒲原鉄道
村松 【次の掲載駅】 五泉
今 泉 Imaizumi
   ●1998年10月
【購入日:98.10.10./掲載日:15.05.14.】
 駅名標は比較的新しもののようだった。
 読み方が違うので何となくスルーしがちだが、隣の五泉と「泉」の字がかぶっているのに、今更ながら気がついた。
 
【購入日:98.10.10./掲載日:15.05.14.】
 写真は村松方向を見ている。今泉の駅は棒線駅だ。駅は道路の傍らにあり、駅舎は無いが、ホーム上に待合室がある。
 それにしても気になるのが、写真中央に鎮座しているバス停だ。バス停は同じ蒲原鉄道が運営しているバス路線のもので、バス停名も駅名と同じ「今泉」だ。バスの時刻がどのようなものだったが確認していない。おそらくバスの利用者にもホームの待合室を利用してもらおう、ということでバス停が置かれているのかもしれないが、仮にバスが見えてから道路に下りるとしても、ホームの端まで10mくらいはあり、ともすれば置いてけぼりを食らいそうである。
 当時の蒲原鉄道の営業線は4.2kmほどしかなかったが、そのうち五泉駅付近を除く7割以上の距離は、右に見える県道17号線と隣り合って並行していた。廃線後の並行区間の線路敷は県道17号の拡幅によって侵蝕されつつあるが、掲載日現在もまだところどころ空き地として残っているようだ。
 
【購入日:98.10.10./掲載日:15.05.14.】
 この時刻表が蒲原鉄道最期の時刻表ということになるが、列車の本数はそれなりに確保されていたことが判る。といっても4kmあまりの、しかも地方の鉄道だ。鉄道の経営は相当厳しかっただろう。
 
 

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