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信楽高原鐵道 信楽線
雲井 【次の掲載駅】 玉桂寺前
勅 旨 Chokushi
 ●2016年10月 訪問時
【撮影日:16.10.08./掲載日:16.10.28.】
 SKR205からドローした整理券。駅名はゴム印による印刷のようだ。
 
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:16.10.28.】
 勅旨とはまた変わった地名である。普通名詞としての「勅旨」とは、律令制度の時代に天皇が公文書として書いた命令書のひとつである。近隣に紫香楽宮という史跡があることからも解るとおり、この地には天皇と関わりの深い土地である。ただ命令書がそのまま地名になったとは考えにくい。勅旨の中には天皇のための田圃や馬の牧場が開かれたというケースがあったようで(勅旨田、勅旨牧)、そのような場所が「勅旨」という地名になったと想像される。
 ちなみに兵庫県姫路市にも勅旨という地名が残っている(最寄りは山陽本線御着駅または東姫路駅)。
 
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:16.10.28.】
 勅旨駅は信楽線開業の30年後(1963(昭38)年)に開設された。第3セクター転換後開業駅(紫香楽宮跡、玉桂寺前)の雰囲気とは違い、簡素なホームながらもしっかりとした土台で造られている。
 訪問時現在は駅舎がなかった(トイレはある)。というか、過去に駅舎が存在していた雰囲気は感じられない。実際の過去において、駅舎が存在の有無は不明。
 
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:16.10.28.】
 これらの表示類は、信楽線の各駅で見ることができる。でもこのあたりの表示類から、重い枷を背負ってしまった鉄道会社だなという雰囲気をどうしても感じてしまう。
 
 
【撮影日:16.10.08./掲載日:16.10.28.】
 駅に到着する536D貴生川ゆき(1358発)。
 
 
 

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