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近江鉄道 本線
尼子 【次の掲載駅】 愛知川
豊 郷 Toyosato
 ●2016年10月訪問
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 建物の2階には「豊郷駅コミュニティハウス」と名前が入っており、これを駅舎と言いきっていいのか個人的にはちょっとためらいがある。でも名前に「駅」と字は入っているので、まあ他施設の合造とはいえ、駅舎なんでしょうということにしておく。この写真では解りづらいが、駅出入り口の階段の左側にはウサギの、右側には亀のひとりが座れる石?造りの腰掛けがある。このウサギとカメについては駅最寄りの豊郷小学校の旧校舎と繋がりがあるものだ。
 当駅は本線の、いわば第1期開通区間にあるが、1898(明31)年の開業時には当駅は設置されなかった。開通翌年に仮停車場として設置されてから当駅の歴史が始まり、1906(明39)年に本設の駅が営業を開始した。現在の合造駅舎は1996(平8)年に供用が開始されている。
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 駅は列車交換が可能な2面2線構造になっている。駅舎?側は上りホームと直結となっており、下りホームは貴生川側にある構内踏切で繋がっている。当駅の信号は左側通行での到着、発車のみに対応している。当駅の南東側は東海道新幹線の背の低い高架線が並行している。
 当駅はアニメ「けいおん!」の聖地とされている豊郷小学校のも寄り駅で、このアニメがブームの頃には町でイベントが催されたりもして、その際には近江鉄道は当駅を目的とした臨時列車も増発したという。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 15kmポストは下りホーム上に刺さっていた。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
  駅を出発した上り電車。当駅を含む尼子ー愛知川 間は完全な直線では無いが、かなり線形は良い。
 
 ◆写真の列車情報◆ 100系 モハ103(+モハ1103) 927発[普通]近江八幡→高宮
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:26.04.26.】
 豊郷駅から北東方向へ10分少々歩いたところに、豊郷小学校がある。現在は2003(平15)年度末から使用開始した本校舎を使用しているが、そことは別に1887(明20)年の建設で、ほんの一部だけ残されている初代の尋常高等小学校時代の木造校舎と、写真の1937(昭12)年竣工の当時としては珍しい鉄筋コンクリート製の2代目校舎が残されており、どちらも登録有形文化財となっている。校舎内は見学も可能で、2代目校舎の階段の手すり部には昔話の「ウサギとカメ」の話をモチーフとした像が置かれているのがユニークである。2代目校舎は、当地の出身で、丸紅商店(現・丸紅)の専務取締役であった古川鉄治郎が私財の3分の2を寄付して建てられたものだという。均整の取れた壮麗な外観も特徴的で、文化財になるのも納得である。
 この校舎を有名にしたのは2009(平21)年からTBS系で放送されたアニメ「けいおん!」で、「けいおん!」は主に京都市内でロケハンした絵が使われているが(作中に叡山鉄道らしきものも登場する)、この写真の校舎が主人公たちが通学していた桜が丘高校のモデルであろうと言われている(製作会社の京都アニメーションは明言していない)。校舎内には昭和初期の校舎の雰囲気が感じられる一方で、部活に使用していたとされる音楽室などは「けいおん!」仕様に飾られている。また屋内ではグッズの販売も行われており、完全にアニメの聖地と化している。また付近の道路には、八日市が発祥といわれる「飛び出し坊や」の看板があちこちに掲出されているが、坊やのデザインが「けいおん!」のキャラクターになっているものも多く設置されている。
 ちなみに豊郷小学校の位置は新幹線の北側の車窓から確認することができる(最接近時で200mあまりの距離)。但し見えるのは3代目の現役校舎で、2代目校舎は3代目校舎に隠されて見ることはできない。
 
 

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