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近江鉄道 本線
尼子 【次の掲載駅】 河辺の森
愛知川 Echigawa
 ●2016年10月訪問
【購入日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 近江鉄道訪問で、全駅訪問を達成したのは当駅であった。
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 当駅の名前の由来は、地域の西側に流れる川の名前、もしくはかつての町の名前である。2006(平18)年2月に愛知川町は秦荘町と合併し、現在は愛荘町となっている。当駅は町の合併前後においても町唯一の駅という状態は変わりはない。
 今でこそ愛荘町は愛知郡を構成する唯一の自治体になっているが、かつての愛知郡は現在より広い郡域で複数の町村が存在していた。愛荘町以外の愛知郡の自治体は、昭和の中頃に彦根市や豊郷町といった犬上郡域の自治体と、平成になると八日市市や新たに発足した東近江市といった神埼郡域の自治体と合併してしまった。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 駅舎は、2000(平12)年に建て替えられた愛荘町の「コミュニティーハウス るーぶる愛知川」との合造となっている。駅舎の外観は中山道の愛知川宿をイメージしたものだそうだ。建物には愛荘町の情報交換スペース、郷土物産展示スペース、ギャラリー展示スペースが設けられているという。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 駅舎内の様子だが、和風な外観に反して、コンクリートで天井が高くなっていた。訪問は昼頃だったが天候は曇天だったため、駅舎内は広告看板の明かりだけでは薄暗かった。駅の営業が平日の朝だけということで、訪問した日曜日では当然、窓口はシャッターで閉ざされていた。駅舎内には愛荘町のレンタルサイクルが置かれており、近江鉄道の車内にも持ち込みが可能だそうだ。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 駅舎内に掲示されていた運賃表と時刻表。運賃表は本線より支線の駅の方が目立つ感じで、かつ余白も多い。近江鉄道のマスコットである「駅長がちゃこん」が描かれて余白を埋めてはいるが、表示方法は工夫をした方がよいように思う。時刻表の方を見ると、列車本数は1時間に1本を基本として朝夕に本数を増やすという、一定輸送量のあるローカル線で普通に見られるダイヤとなっている。
 
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
 駅舎の改札を抜けた付近から駅構内を見る。写真左側が駅舎側の上り線で、右側が下り線となる。線路配線は下り線側が直線で通れるようになった、1線スルー構造である。ホームは2面2線の対向式で、下りホームはほぼ全面的に屋根がかけられているが、上りホームは編成最後部の乗降ドアと乗務員扉の場所にしか屋根がかけられていない。下り線の右側には東海道新幹線の高架が並行しているのは、尼子駅、豊郷駅同様である。そのほかに駅舎側の線路の貴生川側には引き上げ線があり(下り線側からの入線は不可)、架線も張架されているが、使われている様子が見られなかった。
【撮影日:16.10.09./掲載日:23.02.23.】
  100系電車が到着。しかしこのスカイブルー塗色を見ていると、同じ西武101系を出自とする上州電鉄で走っていたマンナンライフラッピングの500形を思い出てしまう。
 
 ◆写真の列車情報◆ 100系 モハ1103(+モハ103) 1222発[普通]貴生川→高宮
 
 

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