| 近江鉄道 本線 | |
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| 鳥居本 | Toriimoto |
| ●2016年10月訪問 | |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 鳥居本は中山道63番目の宿場町と歴史はある。近江鉄道が当地に線路を通したときに駅を設定したのも必然であったのだろう。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 ホームには、側面に鉄道むすめの豊郷あかねさんのラッピングが施された車輛が停車中。ただ顔の部分がほぼ窓ガラスにかぶっており、イラストとして見るには少し離れた位置で見ないとはっきりと解らないのが難点で、ちょっともったいない。せめて戸袋窓が無ければそこに顔部分を配置するように貼ることもできたのだろうが…。 ◆写真の列車情報◆ 800系 モハ807(+モハ1807) 1006発 [普通]彦根→米原 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 1931(昭6)年3月の米原-彦根駅間の開業時と同時に開設されたという当駅。写真の駅舎もその開設当時のものだという。2013(平25)年には国の登録有形文化財に登録されている。 この駅の大きな特徴は、大胆に途中から折れ曲がっている屋根である。当駅は"マンサード屋根"と紹介されていることが多いようだが、マンサード屋根は四方が折れ曲がった屋根である場合を指すため、厳密には違うようだ。切妻面がある場合は"ギャンブレル屋根"と呼ぶそうだが、当駅の屋根には側面にも小さな折れが見られるため、そうとも言い切れない。当駅の屋根がもし腰折れになっていない場合は"はかま腰屋根"という和風な名前の型もあるそうだ。当駅はこの3つの屋根の名前のどれも厳密には当てはまらないので…こういう場合は何を持って正解としたらいいのだろうか? |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 駅舎をホーム側から見たところ。改札口と駅事務車入口のところには小さなひさしが掛けられている。改札口と構内踏切との間にちょっと距離がある。構内踏切は下り本線と使われていない側線の2線分を渡る。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 当駅は無人駅となっており、元々窓口があったであろう場所は掲示板が仕立てられており、その向こう側を窺い知ることができない。掲示板には駅時刻表と運賃表が掲げられていた。 左はホームに繋がる短い通路で、おそらくそこには改札のラッチがあったのかもしれない。通路が扉で仕切られているのは、この地域は降雪が見込まれる地域であることも関係しているのであろうか。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 駅舎内を見上げると、天井裏というものは無くダイレクトに屋根裏になっており、屋根の構造を内側から観察できる状態になっている。ギャンブレル屋根やマンサード屋根がこのような構造にする理由は、屋根裏部屋を造るための構造的なデザイン上のことだけなのだそうだが、当駅の場合は別に屋根裏部屋を設けたような痕跡は特に見られない。もしかしたら、屋根を高くすることで格調を高く見えることを狙ったのかもしれない。 話は変わるが、当駅は2007(平19)年に開かれた彦根城築城400周年祭の際にコンサートの会場として使用された。その際、1曲は2分以上、オリジナル曲不可、演奏者交代は5分以内などの条件のもと、ピアノで約2000曲を184時間かけて演奏を続け、これがギネス記録となっている。ちなみに記録達成時に演奏されていた曲は、SMAPの「世界にひとつだけの花」だったそうだ。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 ホームの北側から貴生川方向を見た構内の様子。訪問時は1面2線の島式ホームと、駅舎側(写真左側)に架線が無く、しばらく使用された形跡が無い、貨物ホームを持つ側線が1本があった。ホームと駅舎は貴生川側にある構内踏切で結ばれている。 残っている側線とは別に、かつては写真右側には別の貨物用の側線があり、その線路は駅北側に隣接した日本石油米原油槽所へ繋がる延長数百メートルの専用線があった。ここを発着した貨物列車は彦根を経由して大阪方面(安治川口?)を結び、昭和の末期まで運行されていたそうだ。掲載時現在、日本石油米原油槽所だった土地は、滋賀運送竜王 彦根営業所となっている。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 ホームには屋根を掛けられていないが、ほぼ中央部には木造の待合室が建ち、ここが唯一雨風がしのげる場所となる。 当駅を訪問した時のことだが、駅構内で若い男性のカメラマンが若い女性をモデルに写真撮影をしていた。モデルを褒めながら駅舎などを背景に何枚も写真を撮っていた様子を見てると、なんか滑稽にも思えたのだが、こちらも駅を愛で、写真撮りに来ているのだから、人のことをどーのこーの言える立場ではない(笑)。 |
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【撮影日:16.10.08./掲載日:26.01.25.】 駅に入線してくるダイドードリンコのラッピング列車。この近江八幡発米原行きの列車は、35kmほどの距離を1時間半かけて走行する。ということは表定速度は21.5km/hほどということになる。同じ区間をJR東海道本線なら距離は18kmあまりで、[普通]列車でも30分もかからない。近江鉄道は速さ、時間、料金、運転頻度でいずれも太刀打ちできないということになってしまう。知名度の高い観光地も多いとはいえないので、沿線の利用者に頼る比重がどうしても大きくなってしまう。経営の環境の厳しさを垣間見えてしまう。 ◆写真の列車情報◆ 800系 モハ1801(+モハ801) 936発 [普通]近江八幡→米原 |